歌の女神(DIVA)

ジャンージャック・ベネックス監督の1981年フランス映画。
美しい黒人歌手シンシアは自分の歌に誇りを持ち決してレコードも出さず録音することすら許さない。彼女の歌が聴けるのはコンサートのみ。
パリの18歳の郵便配達夫ジュールはシンシアの歌にすっかり入れ込んでしまいこっそりとコンサートを録音してガレージを改装した家で聴いていた。
その録音テープをめぐっていろんな事件が引き起こる。
その展開にとてもハラハラさせられる。

ジュールは録音テープを守り、最後にシンシアに正直に打ち明ける。果たしてシンシアは許してくれるのか?

サントラはオペラのLa Wallyという曲が素晴らしい。それになんとなくニューウェーヴな感覚のインストものとか少しも古びた感覚がなく、心地良いBGMとして楽しんでいます。