killing me softly(やさしく歌って)

NIRVANAの歌「お手軽な友達が必要さ。」っていうabout a girlという曲からインスパイアされているニック・ホーンビィの小説about a boyが原作の映画。
映画を観た後に小説を読んでみたんだけど、小説ではNIRVANAのことも書かれているのだけど映画では主人公のウィルが38歳にもなってNIRVANAの新譜を楽しみにしているというようなシーンがあったようななかったような?変わりにBON JOVIのことが印象に残ってしまう。「人間は孤島ではない」というBON JOVIの言葉は正しいというフレーズで映画の幕が閉じていくから。
No man is an islandという言葉は本当はイギリスのジョン・ダンという詩人の言葉らしいけど....

上の写真はマーカスという少年とその母親フィオナがロバータ・フラックのkillng me softlyを歌うシーン。この歌は小説ではジョニ・ミッチェルのboth sides now「青春の光と影」ですが、ラストシーンで小説と違った展開となる映画のストーリー上、この選曲は正解だと思いました。
下の写真は38歳のウィルと12歳のマーカスが恋の話をしているシーンのもの。この辺から徐々にふたりの人生的な成長?を見せ始める感じでとても微笑ましいです。こんな文章でどんな映画かわからないかもしれませんがとにかくこの映画も小説もすごく好きなのです。
それに、サウンドトラックが素晴らしい!
BADLY DRAWN BOYがすべて手がけたものですが、インストもいい感じだし、歌も名曲ぞろいであらためて才能溢れるシンガーソングライターだと思いました。
silent sighという曲が特に好きです。
ライブにも足を運びましたが非常に濃いライブでした。

ヒュー・グラントの映画もいろいろと見てみたりしました。
ノッティングヒルの恋人」「フォー・ウエディング」「おいしい生活」「ブリジット・ジョーンズの日記」なんかに出ていますよね。
ちょっとクセのある存在の役ばかりですが、情けない役どころでも、充分かっこよくてモテモテ。結構楽しめる映画ばかりで、嫌いではないですよ。

About A Boy

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