クリスマスにひまわり

季節はもう春だけど、注文していたクリスマスアルバムが手元に届きました。2004年のクリスマスシーズンに向けて発売されていたのだけど、最近このアルバムをネットで見つけて即購入しました。ジャケットの愛らしさだけでも期待感が高まってしまったけれどいつも美しいメロディを届けてくれるスコットランドグラスゴーのPearlfishersのアルバムですからハズレのわけがないのですよ。バラエティにとんだ7曲、どれも暖かく美しく中心人物デビッド・スコットのソングライティングにはいつもながらウットリするしかないのでした。一つ前に紹介したビル・ウェルズが参加してる!クレジットにはピアノではなくトラフィック・ノイズってあるけど美しいBlue Christmasという曲の冒頭で教会の鐘が鳴ったりする街のノイズを提供しているみたい。打ち込みによるちょっと異色なSnow Plus Christmasという曲はなんだか軽快なポップソングで「誰だって自由をつかむチャンスが必要なんだ。誰だって大空を羽ばたきたいんだ」なんて歌っている。パパパパーとかララ ララ ララ ララってコーラスで綴られるインスト曲ICE RACEはなんだか意味もなくワクワクしてくる。アルバムの最後のタイトル曲は雪の景色を連想させる特にクリスマスらしい歌なのだけど「クリスマスに君は僕にひまわりをくれた。夏の思い出で暗闇を照らすみたいに。純粋な愛の光をもたらしてくれた。銀の鐘、オレンジ、舞い降る雪そして星空...」なんて歌っちゃっているんだよ。すばらしいなあ。

Sunflower at Christmas

Sunflower at Christmas

クリスマスのシーズンに是非とも聴いておきたかった。

けれどこれからクリスマスが来るたびに聴いていたいって思い出すだろうし、何たってひまわりってことなんで夏にだって聴いてやる!