うたとギター

最近、一番よく聴いている音楽は田辺マモルさんの歌です。
僕が今とても信頼しているシンガーソングライターのひとりです。

田辺さんは僕と同じ埼玉に住んでいるのですが、埼玉に引っ越して暮らし始めたことを「タナベからの手紙5/28」という軽快なとてもいい雰囲気のうたで歌っています。

”あれですね 川を越える時ってなんか不思議な感慨がありますね”

という歌詞があって、東京で働いているのになんで埼玉に住んでいるのか聞かれることが結構ある僕は最近まで「まだ帰れるってダラダラ仕事しているのがイヤだし、ちょっと遠い方がちゃんと家に帰る意識を持っていれるから。」とかあいまいに答えていたのですが、これを聴いてからなんか勝手に共感するものがあって最近は「電車で川を渡るのがなんかよくて好きだから」と答えるようになりました。これはそういう気分が僕にもあったのは事実ですが、田辺さんの受け売りであることをここだけで白状しておきます。

今日は「カセット&ガゼット」というアルバムを聴きました。
「言われる前に言ってやる」といううたは気分にぴったりくるうただったし、「今が最高!」のような想いは共感してしまうし、「ラブストーリー」といううたはやっぱり感動的でチョコがとても好きな僕は”これほど強く惹きつけられてしまうのはあなたと歌とチョコだけですいくつになっても女の子のあなたが好きです ”
なんてフレーズをいちいち意識してしまうのでした。

それから田辺さんの歌声もとてもいい感じだし、その音と歌からは好きな音楽も僕と共通している部分を感じられるので必要以上に僕にはグッとくるんだと思います。

最近の田辺さんのスタイルはギターで弾き語りという印象が強いです。
田辺さんのホームページで「うたとギター」といううたが聴きました。
”うたはいいな 想いを伝える一番の方法はうただな
ギターはいいな 歌を支える一番のお供はギターだな”

僕はそんなシンガーソングライターにとても憧れてしまうのです。
世界中にそんな憧れのシンガーソングライターが存在しているけれど、こんなにグッと来るシンガーソングライターが僕の身近な日本語のことばで歌い続けていて身近な所に暮らしているのがなんとなくうれしい。
まだ生でその歌を聴いたことがないのですが、今とてもライブに行ってみたいシンガーソングライターです。
カセット&ガゼット