one note samba

the essential Astrud Gilberto
QUINCY JONES / BIG BAND BOSSA NOVA
Nara Leao / dez anos depois
Silvia Telles / AMOR EM HI-FI
KAZMI WITH RICKIES / WHO
”さて、これから送るこのサンバは
たったひとつの音からできています
そしてこれはひとつの結果なのです
私があなたの恋人であるように
どれだけおしゃべりしても何も言えない言ってない
あれほど音をつかっても何もくれなかったわ
そこで私は自分の音にもどりました
結局はあなたにかえるように
すべてをほしがる人にはレ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド
全部なくすよりひとつを残しましょう”

NYを旅行したときにカフェで黒人女性が歌を歌っていたときにハッとしたうた
そして最近、食後にエスプレッソをいただいたとても素敵な小さなレストランでBGMで流れててハッとしたうた
ボサノバのなかで「イパネマの娘」のように曲名とメロディをちゃんと記憶している「ワン・ノート・サンバ」という曲
ボサノバのギタリストANTONIO CARLOS JOBINが作った曲
でも僕はそのオリジナルのANTONIO CARLOS JOBINによるバージョンを意識してちゃんと聴いたことがないのだけれど、ジャケット買いをしたレコード、アストラッド・ジルベルトのthe essential Astrud Gilbertoの中でとても印象的な曲として最初に認識させられた曲です。

その後に聴いたのは上に書いた日本語でカバーしているKAZMI WITH RICKIESによるもの。
そいうえば、クインシー・ジョーンズのビッグバンドジャズのインスト・バージョンもあったと思い出した。
それでいろいろな人がこの曲のカバーをしていて、意識して最近買って聴いたのはナラ・レオンとシルヴィア・テレスのカバー。
KAZMI WITH RICKIESの日本語の歌詞を見てみると、シンプルであることが素敵なことだということを主張している感じがしてそれがとてもいいことに思えて、僕自身あまり難しいことは苦手だから、そんな風にシンプルでありたいっていうことを強く思って、そうありたいという気分になります。
ちなみに、このKAZMI WITH RICKIESのWHOというアルバムは僕の中では日本の女性アーティストの中で一番キュートでちょっと毒もあるポップミュージックとして位置づけている大好きなアルバム。