10,000MANIACS

僕はナタリー・マーチャントの歌が大好きなんだけど、その歌を最初に聴いたのは10,000MANIACSのMTVアンプラグドというアルバムだった。ナタリー・マーチャントが歌う姿の写真がジャケットで、なんとなくジャケット買いしたのだけれど、それがとても素晴らしかったのですっかりその歌声のとりこになってしまったのだ。特に、ブルース・スプリングスティーンパティ・スミスの「ビコーズ・ザ・ナイト」のカバーが印象的でかっこよかったんだなぁ。その後、ソロになったナタリー・マーチャントをずっと聴いてきた。でも10,000MANIACS時代のナタリー・マーチャントのアルバムをさかのぼって聴くことはなかったんだけど、ちょっと前に買っていたCAMPFIRE SONGSというアルバムはナタリー・マーチャントが自ら編集したっぽいベストアルバムで、ここ最近はこればっかり聴いている。ちょっとイギリスのネオアコとか、たとえばちょっとひねったようなニュー・ウェーブな音作りの雰囲気だったりするんだけれど、ナタリーの歌声の存在感はこのときからやっぱり光るものがあったんだな。あとね、ベルセバとか好きな人にもアピールしそうな雰囲気もしたんだ。

それと、このジャケットやブックレットのアートワークが素晴らしく美しくってさ、ジッとながめてしまうんだな。ナタリー・マーチャントのアルバムのアートワークが僕はどれも好きなんだけれど、こういったこだわりも僕がこの歌を好きな理由のひとつだったりするんだ。

Campfire Songs: Popular Obscure & Un

Campfire Songs: Popular Obscure & Un