マッチポイント

ウッディ・アレンの新作映画「マッチポイント 」を見てきました。いわゆるコメディとかじゃなくウッディ・アレン本人も登場しない映画です。ウッディ・アレンの映画ってだけであまり予備知識とかないまま見たんですが、ちょっとこれはすごい面白い映画じゃないですか。やっぱり、ウッディアレンはすごいおじいちゃんだな。戦争とかで何の罪もない人たちが犠牲になるのも、いろいろな人間関係で殺人事件に巻き込まれるのも運が悪かったってだけだとそういうことをサラッと描いてしまっています。なんだか複雑な気分になる結末ですが、世の中にはそんな出来事があらゆるところに散らばっているかもしれません。

スカーレット・ヨハンソンが「ロスト・イン・トランスレーション」とか「真珠の耳飾りの少女」なんかとうって変わって、ちょっと怖かったです。女優さんですねえ。