ながれぼし☆〃

七夕だった。夜、星は見えなかった。でも雲の上には星は存在していたはず。正確には星は消滅していて、星のひかりが存在していた。星と星が衝突して、砕け散った欠片が流れ星になって、えっと、何書いているのかわかんなくなった。堂島孝平「Shooting Star Tours」を見に行きました。バンドでのライブを見るのはとても久しぶりだったんだ。メロディオンとギターだけで披露された「船乗り」は懐かしい8cmシングルの時代のカップリングだった10年前の名曲だもんねえ。こんなの知っているだけで僕は何を隠そう、隠さなくても、かなり前から堂島孝平さんのファンだったんだよなあ。気が付いたら全部のアルバム持っているし、ファンと言わずして何というんだろう。バック転もあいかわらず披露しちゃって、客を煽るのなんか僕は恥ずかしくなっちゃうくらいでさ、いやあ、ポップスターだよなあ。エンターテイナーだなあ。アンコールの「ミルキーウェイ」も10年前の名曲だ。七夕だけに「天の川」のことだけど、ドラムのノーナリーブスの小松さんはこの日初めて「ミルキーウェイ」を「天の川」と認識したらしくて、おもしろいなあ。小坂忠さんのカバー「アイスクリームショップガール」のスカっぽいアレンジバージョンが個人的にはグッと来るものがあっていいなあと思いました。あと、「Freedom」の歌いまわしとアレンジがなんかオリジナルとは違うもので「今夜瞳を閉じて」って言い足りない感じのリフレインの余韻が返ってカッコいいと思ったりしました。堂島孝平っていうのが日本のポップス界の代名詞にもなりうるような才能を持っているんじゃないかって思うくらい才能感じちゃう「ミルキーウェイ」も収録されている「すてきな世界」ってアルバムを久しぶりに聴きました。10年前の僕は「ノベンバー」って歌を馬鹿みたいに繰り返し聴きまくったなあ。
こうして僕が君へ歌うことを許して欲しいのである 会えなくなってどれ位経つんだろう 幸せでいてと祈る

すてきな世界

すてきな世界

帰りに友達とドイツビールとドイツ料理のお店でご飯を食べました。ジャガイモやソーセージやオムレツ、おいしかったです。ヴィム・ヴェンダースかなんかの映画がプロジェクターで流れていてニック・ケイヴが歌っている映像が流れて家に帰ってきて1枚だけ持っているアルバムを聴きました。渋い歌声にしびれました。うわっ、これ15年前のアルバムじゃん。
Henry's Dream

Henry's Dream