避暑地なんかじゃない

peanut_butter2007-08-11


ただいま、帰省中です。そんで、善光寺
この間はお休みだった桜枝町太平堂にパンを買いに行った。メンチカツサンドとソフトフランスパンの生カスサンド(生クリームとカスタードクリーム)とあんバタサンドを買って食べる。昔に食べたことあったことを思い出した。とてもおいしかった。店のおばちゃんはお盆は休みだからケーキは今日安売りだよって何度も言っていた。GWといい、お盆といい稼ぎ時にきっちりと休むマイペースな地元に密着した昔ながらのパン屋さん。
 
おばあちゃんに会いに老人ホームへ行った。ちょっとボケちゃっているおばあちゃん、でもやっぱり今回も僕の名前はすぐ出てきた。おばあちゃんにそんなに印象に残ることしてきたのかなあ?老人ホームはおやつの時間、僕はおばあちゃんといっしょに持っていったすいかを食べた。おばあちゃんはすいかとおやつの白玉あんこをとてもゆっくり食べていた。食堂にはいろんなおじいちゃんやおばあちゃんがいる。とあるおばあちゃんは隣に座ったおじいちゃんになんだか熱心に話しかけ、それを相手しているおじいちゃん、少しほほえましいと思ってみていたら、おやつを食べ終えたおじいちゃんがなぜか僕のところにとことこと歩いてきて、「困ったもんだよ。何言ってんのか分からんよ。同じことを何度もさ、まるで女房気取りだよ。」なんて言ってまたとことこ歩いて部屋に戻っちゃった。ちょっと面白かったんだけど、ぽつんと取り残されたそのおばあちゃんをみて少し切なくなったりもしたけれど、おばあちゃんは何でもなさそうにしていた。

夕方にネオンホールに行った。マーガレットズロースがツアーでネオンホールにやってきたのだ。長野のバンド、ろんず、砂場、ザ・ビアーズの3組が最初に演奏した。どのバンドもちゃんとやりたいことをやっている心意気が伝わってくるかっこいいバンドだった。いいもの見たなって思った。僕は特にザ・ビアーズってバンドが気に入ったんだけれど、裸足でギターをかき鳴らしたり歌ったり叫んだり、髪の毛をぐしゃぐしゃにかき回したり、会場を飛び回ったり、まるでどこかの民族みたいな感じでさ、本当マジかっこよかった。「とてもよかったです!」とCD-Rを買った。そのときどこかの民族みたいなボーカルの人は普通の若者で、ギターの人に「CD作ってみて良かったね。」なんてキラキラして話していた。とてもいい顔していた。マーガレットズロースの演奏もやっぱりネオンホールには思い入れがあるのだと思うけどすごい熱いライブだった。会場の盛り上がりもすごかった。アンコールの石鹸のぶんぶんで最高潮、もう一回のアンコールの紅茶の歌で静かに印象的な歌を聞かせてくれた。ネオンホールの雰囲気は何ともいえないいい感じだ。昔のおじいちゃんちにあった古い蔵を探検したみたいな感じなんだよな。
長野は本当に熱くって、暑くって、とっても避暑地なんて呼べないんだ。