you must be an angel

peanut_butter2007-10-07

朝起きると天気がよくってまた洗濯をした。荷物が届くのを待っていたりして(秋の味覚だ)出掛けるのが遅くなって、仕事に行ったけれどあんまり進まなかった。また明日に続きとしようと思い、夜には松倉如子さんの歌を聴きに西荻窪へ行った。投げ銭ライブという形。僕はたぶんいつだって旅に出ているんだ。いろいろなうたを歌う人が世の中にはたくさんいるから。昨日はちょっとお金を張ってうたを聴いたけれど今日はちょっぴりのお金とお裾分けでうたを聴いた。どちらも僕の奥の方まですーっとしみ込んでくる。比べ物になんかならないんだ。松倉如子さんの歌声はとてもいい。歌詞なんてあってないようなもんですよ、なんて言って瓶やテーブルを箸でたたき回りながら歌う姿がなんだかいい感じでこういうのがひとつの自由ってものの形かもしれないって思う。自由なんてどんなものか実態が分かんないのだけれども。松倉如子さんはなんだか奈良美智さんの絵に出てくる女の子みたい。目をつり上がったナイフを持った女の子の絵みたいのじゃなくて、目をつぶった感じのやつやおだやかに目をまんまるにした表情をした女の子の方の絵だ。
家に帰ってきて早川義夫さんのホームページの日記を読んだらHONZIさんのことが書いてあった。中川五郎さんのホームページにもHONZIさんのことが書いてあった。僕はHONZIさんの音楽を聴いてきただけでHONZIさんのことはそれだけしか知らないけれど、2人とも天使の旅立ちを綴っているような雰囲気でHONZIさんがとても素敵な人だったことが感じられて胸がいっぱいになった。みずみずしい梨を食べた。松倉如子さんのCD「星」を聴いた。「ともだち」という歌でHONZIさんのバイオリンが鳴っていた。その歌はまるでHONZIさんへ送られたようなうただった。