ギターとピアノとうたの夜
木枯らしが吹いたってニュースとともにコートを取り出した人がたくさんいたんだろうと思うくらい朝の電車はタンスにしまっていた衣服の酸っぱいような独特のにおいがしたそんな月曜日。仕事からするすると抜け出して、おおはた雄一さんのワンマンライブに行った。ワンマンといってもゲストで原田郁子さんが出演。ライブ会場に着くとすでにおおはたさんの歌が始まっていた。高田渡さんのカバー「コーヒーブルース」原田郁子さんが登場して「いつもの珈琲」想い涸れるまで歌いつづける日々のその先に何がある?原田郁子さんのソロステージ。ああ、やっぱり原田郁子さんのうたの雰囲気がとても好きだ。フィッシュマンズの「いかれたbaby」やばいなあ。おおはたさんが再び登場、弾き語りで久しぶりに僕が好きな「サカナ」始まりのギターの音から反応してしまう。ロバートジョンソンのカバーをまた歌ったけど本当にかっこいい!ウッドベースとドラムの3ピースでのバンドの演奏もシンプルでいい感じ。再び原田郁子さんが登場してバンドセットで「おだやかな暮らし」を原田郁子さんが歌った。そういえばおおはたさんを知ったのは原田郁子さんのソロアルバムのライブツアーを見に行ったとき、おおはたさんが音源で発表する前に「おだやかな暮らし」をカバーしていて、それを聴いてなんていい歌なんだろうと頭に残って、おおはたさんのことを知ったのだ。クラムボンのカバーアルバムにも収録されているんだよな。本当に名曲だなあ。とてもいいライブだったなあ。おおはたさんが歌う「おだやかな暮らし」も聴きたかったのだけれどね。ライブハウスの外に出たら、雨が降っていた。いつも折りたたみ傘をもっているんだけど、会社にバックを置きっぱなしで手ぶらで抜け出してきたもんだから雨に濡れながら渋谷駅までてくてく歩いて帰った。
- アーティスト: Clammbon
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2006/05/31
- メディア: CD
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