青空と満月とコメディと
朝早く出掛ける用事があったので、寒いなあと思いつつも電車で出掛けてだんだん漂う暖かな日差しのなかで青空を眺めて、ああ、洗濯をしたかったなあと思った。用事が済んでまだお昼だったんだけれど、せっかく電車で出掛けたのだからと渋谷に行ってウッディ・アレンの新しい映画を見ることにした。上演時間まで一時間弱あったから近くのアイリッシュパブで昼間っからギネスビールを飲んでフィッシュ&チップスを食べた。混雑していない昼間のパブではビートルズとかR.E.Mなんかが流れていてよかったなあ。「タロットカード殺人事件」を見た。前作「マッチポイント」で出演のスカーレット・ヨハンソンのためにウッディ・アレンが書き下ろして自身も出演するコメディ映画です。個人的に「マッチポイント」のスカーレット・ヨハンソンより「タロットカード殺人事件」のスカーレット・ヨハンソンのほうが好みです。ウッディ・アレンが必死に車を運転する姿が健気でかわいらしい感じでおもしろかったんだけど、最後のオチがその情景を思い出すと笑っちゃいけないけれど笑っちゃうっていうような結末でおもしろかったなあ。ウッディ・アレンはやっぱりすごいおじいちゃんだなあ。家に帰ると日が暮れはじめてたけれど明日も晴れそうだから洗濯をして真っ暗になったベランダにでて洗濯を干していると満月が見えました。