イライラなんかしたくないんだ

東京は人が多くて通勤電車はなんだかストレスの吹き溜まりみたい。朝は新幹線に乗って出張だったけど、東京駅まで向かう通勤電車は人身事故で遅れていたうえに、アナウンスではお客様同士のトラブルとかでしばらく停車していた。出張先にはぎりぎり約束の時間に間に合ってホッとした。なんとなくスムーズに事が進んだ気がして駅の近くの商業ビルにあったCDショップで前から聴きたいって思っていたSondre Lercheのシックな雰囲気のアルバムを買って帰りの新幹線に乗ってそのCDを聴きながら東京へ戻ってきた。そのCDがとても素晴らしくってちょっとジャズっぽい雰囲気でこういう音楽は寒い季節に聴くと染みるよなあって思った。下北沢に松倉如子さんの歌を聴きに行った。遅れてしまったから着いたときはすでに歌い始めていたんだけど、なんだかやっぱり落ち着く印象的な歌声でうれしくなる。「ともだち」という歌はせつない歌なんだけど、なんだかホッとさせてくれる。高田渡さんの「トンネルの唄」のカバーでは練習したてのような慣れないギターを自分で弾きながら歌ってたけど、それがとてもよかった。

デューパー・セッションズ