草取りと流しそうめんとギターとすいか割りとてんとう虫と

peanut_butter2008-08-13

朝早くスロウライダーのごとく鈍行電車に乗り継いで5月に田植えをしたところに行った。無農薬だと稲が育つのといっしょに草も育っているので草取りをしなくちゃならないということでまた集まっての作業だった。稲は腰の高さぐらいまで育っていて稲穂の姿も現れていた。稲の間を埋め尽くす草を根っこから抜いていくのは田植えの作業よりもずっと大変だった。午前中の作業のあと竹を割った樋を使っての流しそうめんをいただく。そのほかにもいんげんごぼうや茗荷の天ぷらや舞茸の炒め物などおいしいものをたくさんいただく。作業でいっぱい汗もかいたから特にビールもおいしくてごくごくと飲み干すのだった。午後の作業、日焼けで腕がヒリヒリとしているんだなあって思ったら稲の葉の中に腕を入れての草取りなので稲の葉が腕に擦れて軽く皮膚を傷つけているからなのだった。作業を終えたあとはすいか割りなどのまったりした時間を過ごす。ふと稲の中にとまっているてんとう虫を見つける。なな星てんとう虫だ。なんだかすごく久しぶりに見た気がしてうれしくなった。「てんとう虫って勇気の象徴なんだよね。」って聞かれて「ふーん、そうなんだ。英語でladybugって言うんだよね。」って返す意気地なしで見当違いの僕。何故か片隅ではギター教室が行われていて、僕も弾けないギターを弾かせてもらって知っているコードやフレーズなんかを鳴らしてみる。ちゃんと曲が奏でられるようになりたいなあ。