何のためなのかな?

土日は休みのはずだけれど、やることがあるから朝から終電まで仕事をしていた。ふと、いったい何のため仕事をしているんだろうって思うけれど何のためなのか分からない。もし、結婚でもしていて、子供でもいたりしたならば、家族のため奥さんのため子供のため働いていますなんて胸を張って言えるのだろうか。よく分からない。ただ気が小ちゃくて問題になったりするのがただ怖いから次から次に与えられる仕事をこなしていくしかないんだなっていうのが正直な気持ちかもしれないなと思う。仕事中に聴いていたKeith JarrettのThe Koln Concertはとてもしびれる音楽で繰り返し聴いた。そんな中で通勤の電車の中で土日の間で2冊の本を読み終えた。須藤元気さんは考え方がおもしろい人だなと思っていたけれど、人生論のような本を読んでやっぱりおもしろい人だと思った。映画「かもめ食堂」の原作小説を読んで、そっか、サチエさんは宝くじが当たったからフィンランドで食堂を開けたんだって納得しつつ、そんなウマい話あるんだろうかと思ったけれど、小説の空気感も映画同様にいい感じだったので良しとした。そういえば僕は一度も宝くじを買ったことがない。2冊の本を読んで、もっと違う何かを見つけてみたいという気分になるのだった。コルクボードに貼って飾っていた絵はがきを取り外す。さて何を書こうかな。でも、やっぱり今日はもう寝よう。

ザ・ケルン・コンサート

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風の谷のあの人と結婚する方法 (幻冬舎文庫)

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かもめ食堂 (幻冬舎文庫)

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