さよならボブテイル

朝は寒かった。サッカーをしにグランドへ向かった。ユニホームに着替えてグランドで体をあっためていたら雲に隠れた太陽が現れたとたんとってもあったかな感じで一気に春になってしまったようだった。サッカーのあと銀座に行って映画を見た。「未来を写した子供たち」という映画。インドの売春宿の地区で暮らす人々に興味を持ったカメラマンの女性がそこで学校にも通えずに暮らす子供たちにカメラを持たせて写真を撮ることを教えたり、学校へと送り込むことに情熱的に取り組んでいく姿を描いたドキュメンタリー。夢中になれることを手にした子供たちはすごくいい顔していた。でもいろいろな環境でずっとそんなふうな表情が続くばかりじゃない子供の姿もあった。なんだか強い意志を感じる力強い映画だった。見て良かった。夕方はサッカー仲間での忘年会だったけどまたライブに行くことを優先してしまった。池ノ上のボブテイルは年内で終わりとなるらしい。島崎智子さんの定例ライブも20回目のこの日が最後だった。久しぶりに島崎智子さんのピアノと歌を聴いてグッときた。新しいアルバムも印象深い内容で、ときにストイックな歌が僕に突き刺さる。でも僕はそんなに強くなれないよ。

姿

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