しょうが入りのチャイ

新幹線で東京にお昼過ぎに戻ってくる。そのまま郊外の自分のアパートまで帰ってくる。朝にいた大阪よりも関東の方が寒かった。ちょっと風が吹いている感じで寒さを増して感じたのかもしれない。移動時間で本を一冊読み終える。三浦しをんさんの直木賞を受賞した小説。三浦しをんさんの小説は本当にいろいろな設定でいつも感心してしまうのだけど、この小説はちょっとコミカルな感じでおもしろくどんどん読めてしまったので直木賞ってことでもっと複雑で堅苦しいものを想像していたのは僕の勝手なイメージだったけど、また感心してしまった。夜に松倉如子さんの渾身の企画というライブを見に行った。松倉さんの歌声は不思議な引力を持っているってことはこの日バックをつとめていたもう60歳前後の円熟した音楽家の人たちを見ていたら納得できることだろう。ソロで何曲か演奏していた渋谷毅さんのピアノがとてもいいなあと思った。小沢健二さんの「大人になれば」のピアノは渋谷毅さんだったんだなあ。帰り道寒いのでコンビニで買った温かいチャイがしょうがが効いていて温まった。

まほろ駅前多田便利軒 (文春文庫)

まほろ駅前多田便利軒 (文春文庫)

球体の奏でる音楽

球体の奏でる音楽