流れ星をハイジャック

peanut_butter2009-05-04

善光寺、御開帳というのが7年に1回あるらしく、今年がそうで昼間ならすごい人が訪れているらしい。夜にぽつぽつと少しの灯りだけの暗い参道や仲見世を歩いて本堂まで行ってみる。柱が立っていてこれにさわるとご利益があるらしい。ネオンホールの帰り道だ。ザ・ビアーズの岡沢じゅんさんが今はよくじつのトリオというバンドで活動していてそのライブを見たくてネオンホールに足を運んだのだった。ぽわーんと夜の暗闇を気持ちよく浮遊しているような感覚で夜道を歩いた。ライブは素晴らしいイベントだった。いろんな言葉がいろんな歌がいろんなメロディーがそこに溢れ出してたまらない気分だった。東京にいたらたくさんのいろんな音楽に出会えるかもしれないけれど、長野のような地方でもドキドキとさせてくれる音楽は発信されている。そういう音楽に出会えてうれしく思う。よくじつのトリオ、岡沢じゅんさんの歌は本当に名曲だと思う。ドキドキするようなそういう歌を作るセンスを持っているのだなあと思う。印象的な言葉(歌詞)も心に残る。他に長野のバンド、チョコレートタウンオーケストラは賑やかな雰囲気でもちょっとせつなく響くうたを歌っていて、PASSは静かに緊張感を持った張り詰めたギターの音に強く情熱的に張り上げられる歌声が印象的で素晴らしかった。そして京都から薄花葉っぱのうたの響きには心の奥まで釘付けにされちゃって、ラヴラヴスパークの陽気な歌が楽しくて心が和んだ。京都にはいい音楽を演奏するすごい人たちがたくさんいるのだなあ。個人的に京都ブームがやってきてます。イベントのオムニバスCDとかチョコレートタウンオーケストラ、薄花葉っぱ、ラヴラヴスパークの音源を手に入れてきたのでネオンホールの雰囲気を思い出しながら聴こうと思います。

朝ぼらけ

朝ぼらけ