いろんな気持ち、本当の気持ちってやつ

peanut_butter2009-05-31

足はもうぜんぜん痛くないし、普通に歩ける。だけれども変なしびれた感覚は残っていて階段と走るのは少し不自然な感覚がする。それで、サッカーは最近は残念ながらパスしてるから今週もパスして天気も悪いから土曜日も日曜日も全く家から出なかった。本当に一歩も家から出なかった。大阪のカンテ・グランデで買ったチャイなどを作ってはちみつ入れて飲んでみる。何となく最近the beatlesのthank you girlを聴いていてこんなアニメを見つけた。

ネット見ていたら元WILCOのjay bennettが急死したっていう記事見つけたりして、ソロになってもアルバムは買って聴いていたし、えーなんて思って、検索をしていたらjay bennettのフリーダウンロードのアルバムwhatever happened i apologizeを見つけてダウンロードして聴いていたんだけど仲違いでWILCOを止めちゃってもひとりっきりでがんばっていていじらしい感じでなかなかいい雰囲気だし好きだなあこれって、亡くなったことを残念に思った。そんで宅急便が来てそんなタイミングでWILCOのライブDVDがHMVのネットで注文してたのようやく届いた。もうネット公開終わっちゃっていたけれどニューアルバムの完成度にすごいなあと思っていて、そんな余韻が残っているままこのDVDを眺めていたのだけれど、ライブの演奏も非の打ち所のないような演奏で凄すぎるなあと思ったのだけれど、Jeff Tweedyの歌があってこそのバンドだと思うし、しわくちゃな感じのいい顔だなあと思う。ライブまた見たいけれど日本にはライブなかなか来ないし、「ドイツ不可能、日本ありえない」なんて歌っている歌があるし日本のことあんまり好きじゃないのかも、それなら海外に行って見に行くしかないんかなあと思う。

Ashes of American Flags [DVD] [Import]

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そうそう、日本には田辺マモルさんがいたんだった。20日の発売日には買いに行けなくて少し遅れて手に入れたアルバムをここのところ通勤中に聴いていたし、今も聴いている。そう、ペンギンのジャケットのCDとは田辺マモルさんの「転向しよう、そうしよう」というアルバムのことだったのだ。本のカバーのような帯がついたCDってちょっと斬新って思っていたらCDの帯は普通についてて、本のような帯はジャケットに直接印刷されていた。本のような作りというのはそういうコンセプトなんだろう。アート・ディレクションにhedgehog houseってクレジットあるけれどこの仕事はもしかしたら僕も知っている歌を歌う活動もしているあの人なのかもなあ。コードがついているんで、ジャーンなんて音を出してみるもチューニングをあわせようとペグを回していたら弦が切れちゃって、弦を張り替えてみようとしたらうまく張り方が分からなくて、また切ってしまった。弦買わなくちゃ。カポっていうのも買ってみようかな。えっと、今だCのコードの音がきれいに鳴らないし、コードチェンジもぜんぜんうまくできないんだけど。さて、ニューアルバムとはいえ、聴いていてそんなに新鮮な感覚がないのは田辺さんのボイスブログのマモログで聴いてダウンロードしたのをコピーしたりして何度も聴いてしまっていたからなんだけれど、ほらミックスされて音質が新しくなってるから音の響きがこう違うねえ、なんて分かったようなこと言ってみたいと思っても僕にはやっぱり違いが分かるような耳は無かったな。それでも、とにかく田辺さんの弾き語りの歌が好きなんだなと、こうして形になったものを手にすることが、そして耳にすることがとてもうれしい。マモログに動きがあるたび反応していたこと、そしてタイトル曲の「転向しよう、そうしよう」と「あたたかい、この気持ちの中のもの」という歌は確かつづけてアップされてて、その頃ずっと気分が重く不安定な感じだったんだけれど、それを再生したとたん、本当に聴きたかったと思える歌が流れ出して、うれしく思いつつもせつなくなって少し救われたことがよみがえってきた。とてもいいうただとあらためて思う。「ギターひとつ、マイクひとつ、そして僕だけ」と英語で書かれているとおり、本当にギターとうただけをマイクで録っただけ。一曲はうたしかないのもあった。20曲のうち初めて耳にしたうたは4曲。いろんな気持ちを抱えてて、本当の気持ちって何なのかよくわからないし、本当の気持ちだと思い込んでそれを言おうと思うもなかなか言えないままで、あいまいなまま投げかけて都合がよい返事ばかり待っているような僕には少しヒリヒリとするんだけれども、また繰り返し枕元でこんなふうに聴いている。
田辺マモルを聴きながら 眠りにつくこの時間が好きだ この週末をふりかえり たとえ家から一歩も出なかったとしても 休日の終わりはいつも 有意義だ」これ最後の「偉大な男たち」って歌を引用しちゃったんだけれど、本当は一歩も家から出なかったことを少し後悔しているのだけれど。

転向しよう、そうしよう

転向しよう、そうしよう