サマーソニックに行ってきた

peanut_butter2009-08-10

去年は誘われて行ったサマーソニック。今年は誘ってくれる人がいませんでしたが、直前まで悩みに悩みやっぱり行こうとチケットを買ってしまった。僕は学生時代は風呂のないようなボロアパートに引きこもってインディーロックのCDやレコードばっかり聴いていたんだけれど、そんなときに夢中になっていたバンドが4つも一度にライブに来ててしかも続けて同じステージで演奏するなんて情報を知ってしまったら、ここは一人っきりだって行かなくちゃって思い切ってみたのだ。グラスゴーのthe vaselinesヴァセリンズはCDを手に入れて聴いていたころには解散しててユージン・ケリーのユージニアスとかと平行して聴いてた。ベル・アンド・セバスチャンの来日公演の前座でユージン・ケリーのソロでの演奏は見たことあったんだけど、もう5年前だけれどヴァセリンズのYOU THINK YOU'RE A MANをサラ・マーティンちゃんとデュエットしてた。知らない間にオリジナルメンバーのフランシス・マッキーとユージン・ケリーがヴァセリンズ再結成しててYOU THINK YOU'RE A MANを聴ける日が来るなんて思ってなかった。ライブかっこ良かった!

そして同じくグラスゴーからteenage fanclubティーンエイジ・ファンクラブ。いやーすごく安定した素晴らしい演奏だった。about youとかやばい泣きそうだった。そんでラストソングってThe Conceptだった。そうだった。I don't want to hurt you oh yeahってライブ中一緒に歌ったんだから。The Conceptでそのまま終わっちゃったのが少し残念だ。SATANでノイズにまみれて終わってほしかった。懐かしのアルバムbandwagonesqueではThe ConceptのあとにSATANなんだもの。まあでもすごく感激して大満足だったんだよね、大好きティーンエイジ・ファンクラブ。WHAT YOU DO TO MEのあとにSATANの流れの演奏をyoutubeに見つけた。

それでアメリカのインディーロックの代表格sonic youthソニック・ユース。個人的に聴きたいと思っていた懐かしの曲が演奏されることは無かったけれどずっと活動を続けてきた自信みたいなものというか、今のバンドの音を鳴らすことに意味を見いだしてるような感じで、その佇まいだけでロックを感じるし実際かっこよくてやられてしまったなあ。サーストン・ムーアとキム・ゴードンはギター抱えた姿が絵になるなあと思った。聴きたかったのはDIRTY BOOTSだ。

トリはTHE FLAMING LIPSだ。めちゃくちゃ楽しいショーだった。おかしくて素敵なバンドだってあらためて思った。

あとね、スタジアムでエレファントカシマシも見た。「浮世の夢」ってアルバムを引きこもって何度も繰り返し聴いてた頃があったけれど、珍奇男なんて歌っていたバンドがだいぶ外へと向かっていく雰囲気になって堂々とした存在感あるバンドになっていた。

キャンプサイトのリバーサイド・ガーデンで見たpopoyansとハミングキッチンも素敵だったなあ。