I want you back


書こうと思ったことどんどん溜まっていきます。時が流れていくことが、とても、さみしいと最近すごく強く感じます。なんなんだだろう、この感じは。昨日、サッカーの試合に出て初めて黄色い札をもらいました。イケませんね。汚い僕も確実に心の中に住んでいます。嫌ですね。また、いい歳して転んで擦り傷だらけです。でも、違和感は残っているものの痛めていた腰や足に大きな影響は無く、走ることができてうれしいです。前の試合で終わったこのシーズン、試合には半分も出れなかったのだけれど、アシストはチーム3位だったみたいで、おつかれさま飲み会で、イングランドプレミアリーグの選手の小さなフィギュアをもらいました。僕あんまりスポーツ中継やスポーツニュースに興味なくてサッカーやっていても選手の名前とかよく知りません。そんなわけで最近のことをまとめて書いてみます。
1011
仕事の都合でタダなのをいいことに連休2日目に新幹線で大阪へ。屋外のライブイベント、レインボーヒルを見に行った。レインボーヒル田辺マモルとラボリボルバーを見るために3年前にも一度出掛けたことがある。その時も仕事のついでで見れたんだった。今年で5回目だそう。今年の出演者は出演順に曽我部恵一ランデヴーバンドサキタハヂメバンド、ムー、スチョリ、夕凪、ふちがみとふなと、OBANDOS、ははの気まぐれ、ハンバートハンバートパスカルズ。これだけたくさんのバンドが出るといろいろ好みもあるわけで、これって単なる内輪受けだけじゃないのと感じるいまいちと思う演奏のも正直あったし、うるさくてあんまりだなあって思う迷惑な観客もいたり(大声で騒ぎまくる人がとても苦手なんだ)、いらないなこれって思う演出もあったけれど(あくまでも個人的な感想)とても豪華な、いいイベントだった。なかでも、ははの気まぐれとハンバートハンバートは最高だった!大好きなアメリカのロックバンドyo la tengoが最近、新しいアルバム出しててあいかわらずいい感じだったけれど、ははの気まぐれは日本のyo la tengoだなって勝手に思ったりしてyo la tengoの来日公演を僕が主催するなら前座は、ははの気まぐれにやってもらうことに決めたことを妄想してみたりしてひとりワクワクする。
yo la tengo-nothing to hide-

ハンバートハンバート遊穂さんのはじけっぷりがかわいくステキだった。そして、この日の収穫だったのはパスカルズ友部正人さんのアルバムでバックで演奏しているのは聴いたことあったけれど、オリジナルの曲がいい雰囲気ですごくいいバンドだった。後で調べたらフランスの音楽家パスカル・コムラードからグループ名を採ったらしい。僕はパスカル・コムラードに嵌ってアルバムを漁っていた時期があったのに知らなかったなあ。
1012
特に用事もなく、地下鉄に乗ってなんばで降りる。朝から、久しぶりに訪れる映画館で映画を見た。「私の中のあなた」あとから考えると邦題はなかなかぴったりとくるネーミングなんだなあと感心させられた。ずいぶん、涙もろくなっちゃったものだ。いろいろな場面や表情が今も浮かんでくるなあ。お昼は無印のカフェで軽いごはんを食べて、そこでそのまま2時間くらい小説を読んでいた。そのあと、ハワイのハンバーガー屋に行って、ビールとポテトとオニオンリングとアボカドサンドをベジタリアン気取りで食べる。ベジタリアンではないけれど。夕方にまた同じ映画館に行って、「プール」を見た。なんともいい雰囲気だった。ハンバートハンバートの歌をここでも聴いた。そして、小林聡美さんの弾き語りもステキだった。
1013
仕事でとある施設を3カ所はしごしたあと、夕方、mizucaにまた行ってみた。すると、そこには僕がライブで見たことあるミュージシャンのFさん、Sさんがお客さんとしていらしてて、ちょっとドキドキしてしまう。つい、ライブ見に行ったことあるんですよって話しかけてしまい、その様子をmizucaのオーナーAさんが面白がっていた。お昼をまともに食べてなくてホットサンドとこの前気になったジンジャーエールにアイスを乗せてもらった飲み物をいただいた。ジンジャーエールがこぼれそうなくらいアイスを乗せてくれてうれしかった。あとからまた、ミュージシャンのBさんが現れて、プロデュースしている、とあるアルバム製作の進行状況を嬉しそうに話してくれて、年末にはまたステキなうたの詰まったアルバムが聴けそうで、とても、とても、楽しみになった。夜はbar violonにまた訪れて東京のシンガーソングライター吹雪ユキエさんのうたと2年ぶりに復活らしいユニット「パンと花」のうたと演奏を聴いた。またステキな夜だった。パッパラ、パッパラ、パラッパーって頭の中にラッパのフレーズを今も浮かんでくる。安藤さんの歌、絵本になりそうな雰囲気の歌があるけれど、絵本をモチーフにした歌も作っていたんだなあ。

1014
仕事で名古屋に行ったあとに東京に戻って作業したあと、帰り道に白く塗装されたコンクリート素地の壁のスペースに行って壁に貼られたイラストを見て、相撲の取り組みの映像を見たあとにうたを聴いた。「デゲイコ」という、ううじんさんのイベント。千葉県出身の東のううじんさんのギターとうたと、九州の出身の西の原田郁子さんのピアノとうたの取り組み。といっても友好的な和やかで気楽でゆるい雰囲気。いまどき3000円もとって歌を聴かせるなんてあくどいですね、自分で歌った方がお金かからず済むんですからとか言っていた小池アミイゴさんがとてもおもしろい。確かにリラックスしすぎて、なんかお金をとってやっているようなライブの雰囲気がしないゆるさ加減だったけれど、おいしい握り飯が付いていたし、久しぶりに原田郁子さんの歌を聴いたし、なんとも心地よいうたに身を任せていた時間だったし十分3000円の価値はあったと思う。家に帰るととても嬉しい郵便物があった。

1018
いただいた、mixCDを最近ずっと聴いている。自分で作ったmixCDを聴くのも好きな音楽を寄せ集めているんだから、当然、好きなんだけれど、自分じゃない誰かが聴いている音楽を覗き込むことは、すごく興味深いし、ワクワクする。そしてそれが、とても自分の好みだったりすると意味もなく嬉しい。そう、とてもうれしいんだ。ありがとう。

朝起きると天気がいいので洗濯したり、その合間にギターをさわったりして、洗濯物を干したあと朝と昼を兼ねたごはんに久しぶりに目玉焼きを焼く。アイルランドのスーパーで買った豆のトマト煮の缶詰と一緒に食パンをかじりながらいただく。昼間に本屋に出掛けて、「ぼくにげちゃうよ」という絵本を読んだり、「藤子・F・不二雄大全集 オバケのQ太郎」を買った。

夜、教会風のレンガの外観で中は木の構造体の感じと土壁とそこにはまったとても窓らしいガラス窓の雰囲気の良い場所に行って歌を聴いてきた。僕は、普段すごく違和感を感じながらやり過ごさなければならないんだけれど、こういう壁や窓が分かりやすい建物が好きだとあらためて思う。ふちがみとふなと青山陽一湯川潮音with tico moonという出演者。最近、なんだかふちがみとふなと、たくさん見ているなあ。印象的だったのはどの出演者もカバーがとても素晴らしかった。ふちがみとふなとルー・リードの「ワイルドサイドを行け」、青山陽一さんはプロコル・ハルムの「青い影」、湯川潮音with tico moonジャクソン・ファイブの「アイ・ウォント・ユー・バック」だ。湯川潮音さんのカバーは最初ピンと来なかったというかあまりにもゆったりと湯川潮音さん色になっていて、これ、ちょっとすごいかもって思った。マイケルのダンサブルなのとは一転して何とも切ない感じ。幸せだった時間を振り返り、僕はこんなにも君を好きなんだよ、僕の元に戻ってきてって、これはそんな歌だったのかもね。ちゃんと歌詞見たり訳したりしたわけじゃないから適当なんだけれど。