ポケットの中で魔法を掛けて


調べたら、マイケル・ジャクソンの映画、近くの映画館で上映終わっていた。今日はとある学校の学習発表会を見てきた。演目が「アラジンと魔法のランプ」「マイケル・ジャクソンking of pop」「メリー・ポピンズ」だった。なんかとても新鮮でみんながいろいろでおもしろかった。おかしく楽しいけれど、なかなかカッコいいダンスの振り付けのバックでマイケル・ジャクソンの「black or white」が流れているのを聴きながら小沢健二の「さよならなんて云えないよ」がぐるぐると頭の中で渦巻いていた。このギターのフレーズってやっぱマイケルなのかなって思った。今こうして書いていてふと気付いてしまった。あ、英語だと「never can say goodbye」じゃん、やっぱマイケルだ。やるなあ。
そのあと、気になっていた場所だったけれど初めて早稲田松竹という映画館に行って映画を見た。「縦模様のパジャマの少年」と「愛を読むひと」という映画だった。2本ともアウシュビッツ強制収容所とかホロコーストといった戦争の爪痕のことに関連した映画だった。「愛を読むひと」は何年も前に話題の本って感じで本屋に置いてあったころに読んでいた。もう内容忘れてたけれど、見ているうちに思い出した。ドイツが舞台なのだけどなぜか2本とも英語で作っているのがちょっと不思議だった。「縦模様のパジャマの少年」はアウシュビッツ強制収容所とかホロコーストがどういうことだったのか今までのイメージ以上に認識させられたし、友達となった少年たちがぎゅっと強く手を握りあった暗闇の中の最後のシーンには言葉にならないほど胸を締め付けられた。