いちにっさんハイっ(だから歌を唄うよ)

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京都にやってきた。そして細い階段を上がって2階のこの木の扉を開けたんだ。

そう、ここはmizuca。やって来たねって笑顔のいつもの顔。いつもありがとう荒井さん。

窓ガラスが塞がるくらい大きな絵。絵描きの岡林さんの絵。オレンジ色のスカートはいた女の子。あなたは誰ですか?

小さな額に入った絵もいい雰囲気です。

3階のギャラリーにはmizucaを訪れたお客さんたちの写真が壁一面に貼られていた。僕の写真も何枚もあった。京都に住んでるわけじゃないのにね。

そう安藤明子さんのライブを見にきたのだ。「ここはmizuca」を直接この場所で聴かなくちゃいけなかったから。それはもう僕の使命であったように、そうしなくちゃって思ったんだ。そしたら、そんなふうに思ったんだ、だから歌を唄うよって安藤明子さんが歌っていたよ。トゲトゲがいい歌だったよ。どう言ったらいいか分からないくらい、じわじわと、本当にいい歌。

絵を取り外した窓はいい雰囲気。窓っていいなあ。窓が好き。安藤明子ニューアルバム「オレンジ色のスカート」購入。安藤明子さん、プロデュースのバンヒロシさん、パーカッション参加のトリコネさん、mizucaの荒井さんの4人のサインを入れてもらった。これはもう宝物ですよ!ラーメン食べてからホテルに引き上げて「オレンジ色のスカート」を聴きながら眠った。心に貯めて、いちにっ、小さな合図で、さんハイっ、その瞬間を聴きたくて何度も何度も同じ歌を繰り返して聴いていた。
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朝起きて、マイケル・ジャクソンthis is it見に行こうかなと思って携帯使って調べたらもう席売り切れててあきらめた。ホテルに大浴場があったから入りに行ったら誰もいなかったからゆっくりとお湯に浸かっていた。チェックアウト時間ギリギリにホテルの部屋を出た。特に行くあてもなかったけれど天気もそこそこよくて鴨川沿いを歩いているうちに四条に出て八坂神社に行ってみた。



古い学校の校舎で展覧会をやっていたから見てきた。古い建物の構造体、壁、窓って分かりやすい存在感が僕は好き。そんな窓から差し込む光の姿がとてもいい。

5年ぶりくらい?にソワレに行ってゼリーヨーグルトを食べた。青い光の雰囲気。ゼリーの色はなんだか体に悪そう。東郷青児の絵の入ったタンブラーを買った。前にも買ったけどそれは人にあげたから、今回は自分用だ。

もうじき1時だって急いで歩いてmizucaへまた顔を出す。1時に行くって約束していたから。1時を5分くらい回っていた。ちゃんと1時丁度に店開けたよって。濃いコーヒーとチーズケーキをいただく。

もう一度3階のギャラリーで写真を眺めた。写真、あとから送ってくれるって、やったー!



mizucaのこと知ったばかりだというのにすっかり気持ちが馴染んでしまって、いい場所だなあって思った。この日はウクレレ教室のはずが失恋を励ます会になっているお客さんとかいて、なんか意見求められたけれど、恋愛的な状況から随分長く遠のいちゃっているから分かんないよなあ。それから以前にギャラリーで展示をした東京の写真家さんも現れて、カメラの使い方を少し教わったりしたり来年の東京での展示会の案内をいただいたりした。子供連れの家族も現れて、女の子かわいかった。リサとガスパールの絵本を楽しそうに見ていた。いろいろな人に愛されている場所なんだなあ。


そして木の扉を閉じてその場所を離れた。もうmizucaとお別れ。今月で閉店しちゃうなんて本当に残念。いろいろと楽しい時間をありがとう。ちょっと淋しい気分で京都駅まで歩いていった。

新幹線で東京まで戻ってきて9月の「あきのフーガ あいのフーガ」から3ヶ月ぶりにcafe MURIWUIに久しぶりですって行ってきた。この日は笹倉慎介さんとマーガレットズロース平井正也さんの歌を聴きにきたのだ。cafe MURIWUIの雰囲気はやっぱりとてもいいし、二人の歌も素晴らしかった。笹倉慎介さんのクリスマスソングがとても良くてCDRを手に入れた。
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「あきのフーガ あいのフーガ」以来3ヶ月ぶりにyojikとwandaの二人にお会いした。yojikとwanda、テキスタイルデザインと布の雑貨類製作のか猫さんたちやその仲間たちみたいな忘年会に声をかけていただいてとても雰囲気の良い小さなだあしぇんかというお店に行ってきた。yojikとwandaと入江さんの演奏を聴いたり、3人の他にもボサノバの演奏を聴いた。楽しい時間だった。

木の切り株のブッシュドノエルのケーキもいただきました。

か猫さんのテキスタイル作品たちもお店に馴染んでました。

yojikとwandaは来年ニューアルバムを出すようです。来年はか猫さんとのコラボイベントもまたやるようで、気の早い話しではあるのですけれど楽しみですね。
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友達に誘われて忘年会。イタリアンのお店は誘ってくれた友達がイタリアで会って友達になった人が経営してるんだそう。海外で旅行中に出会った人たちが友達になって繋がってたくさんの人が集まっての忘年会だったけどこんな場所に自分がいるのが不思議に思ったりもした。久しぶりに中国のひょうたん笛の演奏も聴けた。忘年会という名前の集まりは今年これでおしまい。でも僕は簡単に忘れたりしないよ。いいことも悪いことも、楽しいことも悲しいこともいろんなことあったんだから。


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お休みだったけどちょっと作業があったから仕事に行った。夜、家に帰って来てから自転車でシネコンまで行ってマイケル・ジャクソンthis is itを見てきた。僕は小さいころのマイケルのCDしか持ってなくてちゃんとマイケルを聴いてきたわけじゃないから、マイケルがまだ生きていたらこんなふうに映画を見に来ることもなかっただろうね。でもすごい。歌もダンスも全てが様になっていて、ツアーメンバーに指示を出す姿もなんだろう、あの雰囲気は、やさしいけれど強い力がこもっている。疲れてて少しだけうとうとしちゃったのだけれどね。家に帰って来てから即効的な感情でクリスマスのmixCDを作った。もうクリスマス直前だったけど誕生日のプレゼントをくれたり、送ってきてくれた人にちょっとしたお礼したいと思ったから。
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クリスマスイブ。ちょっと残業してから、ひとりアイリッシュパブに足を運んでアイリッシュミュージックを聴いてきた。先日も聴いてきたpororocaの演奏だ。やっぱり良かった。またアイリッシュパブに聴きに行こう。帰り道アイリッシュパブを出たとたん、マッサージいかがですかって外人の女の人が近寄ってきて、気持ちいいよ、淋しいでしょ、カラオケでもいいよって駅の近くまでしつこく付きまとわれたんだけれど、マッサージもカラオケも僕はやらないよ、淋しいのは僕は平気だよ、もう家に帰るよと言ったら、女の人が離れてくれたので、早足で地下鉄に潜った。