St Patrick's Dayに奇跡の瞬間

St Patrick's Dayは急に入った出張のおかげで奇跡の瞬間を見に行けた。まさに奇跡!かなとか思う。大阪らしい飲み屋にて、だしにつけて食べるたこ焼きやどて焼きやおでんを食べてビールで酔っぱらった。浜田一平さんの歌は力強く甘酸っぱく響いてきた。誰々みたいって例えるのって失礼かもしれないけれど、斉藤和義が思い浮かんだし、なぜかトライセラトップスを思い出した。そういう人たちと肩を並べて勝負できるくらい堂々としたいい歌だったし、またいい唄うたいを知ることができた。安藤明子さんはソロで2曲、浜田一平さんの「人さらい」と「すてきなキス」を共演で歌った。はもりは苦手だって前に言っていたけれど、「すてきなキス」では、はもっていた。貴重な「すてきなキス」だったなあと思う。「君はステキのキ」と安藤明子さんが歌い「僕はステキのス」と浜田一平さんが歌い「時計の針よとまれなんて君は思わないかい」とはもるのだった。安藤明子さんの歌とギターはきっとだんだんよくなっている。何度も聴いている歌の響き方がどんどん深みを増していっていると思う。「あいのうた」と「オレンジ色のスカート」のたった2曲だったけれど、その歌の響きを受け止めながら、愛っていちいち意識して縛られることじゃなくて、ふと気付いたらそばにあったり、いたりするものだったり、そんなふうに思えるふわっとした気持ちが歌を聴いていてすっと心の隙間にぴったりとはまっていくような気がしていた。
 
St Patrick's Dayはアイルランドの祝日なんだけど、その次の日には残業して9時過ぎちゃってからアイリッシュパブに滑り込み途中からになっちゃったけれどアイルランドの音楽の二人組pororocaの演奏を聴いてきた。ギネスでぽわーっと酔っぱらってまた心地よい音楽を堪能できた。


天気のよい土曜日、自転車に乗って映画を見に行った。「マイレージ、マイライフ」やるせない虚しさが溢れる映画だった。ひとりで暮らしていたって、結局いつかはひとりで死んでいくことになるって分かっていたって、他の誰かのことを想うことでなんとかやっていけると思えるのかもしれない。天気はよかったけど風が強かった。朝干した洗濯物はすぐ乾いていたから飛ばされる前に取り入れた。家の近くにある畑には黄色い菜の花が一面に咲いていた。明日「菜の花が丘」を聴けるかな?
テキスタイルライフ/ステキライブはもうすぐ。
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