晩ご飯がカレーライスの家を通り過ぎる

peanut_butter2010-05-01

昨日はwandaくんが薦めてくれた梅原ヨシヒロさんの歌を聴きにnext sundayというライブハウスに行ってきた。梅原ヨシヒロさんはどういう活動をしてきた人かも僕自身は全然知らないけれどもうすぐ地元に帰ってしまうということで送別会のようなライブだった。そんなわけで、梅原ヨシヒロさんの歌を初めて聴いた。ゲストを迎えたmueさん、富山優子さんの女性ボーカルとのユニゾンの感じがしっくりときてとてもいいなと思った。最後の歌だったかな?若いときにずっと好きだった人と付き合うことになってすごく嬉しくて、でもしばらくしてふられてしまって、相手のことをずっと恨んでいて8年ぐらいたってようやく幸せでいたらいいなと思えるようになってそのとき作った歌です、って言っていたMCの方が妙に印象に残ってしまったけれどヨシヒロさんの歌はじわじわとくる感じだった。東京を離れてしまうそうだけど、どうやら夏ぐらいにまたヨシヒロさんの歌を聴く機会がありそうだ。阪本正義さんというフォークシンガーの歌と陽気な語りにもグッときた。客として聴きにきてた歌唄いの溝口くんともやあやあとバッタリ会った。小さなライブハウスに歌を聴きに行くのはいいなあとまた思う。
今日はとても朝早く目が覚めた。ダラダラとテレビを眺めつつ、初めて「ゲゲゲの女房」をリアルタイムで見て、俄然おもしろくなってきたので、ひとつ楽しみが増えたなあとか思う。続けて昨日の帰り道で借りてきたDVDを見た。「女の子ものがたり」という映画。ちょっと夢中になって画面を眺めてた気がする。最後のほうなぜかちょっと鳥肌がたった。なんだろうね、なっちゃんなっちゃんのところ。西原理恵子さんの「いけちゃんとぼく」と「戦場カメラマンの唄」という本を引っぱり出してきて読み返してたり、聴いたりしてた。そして、まだお昼かあと、天気がいいしどこかに出掛けようと思っていたけれど、干していた布団を取り込んで暖かいので包まっていたらすっかりと眠ってしまった。起きたら夕方だった。自転車に乗って出掛けた。通り過ぎた家の晩ご飯の臭いがカレーライスだった。あてもなく自転車こいでたけど、もう閉まっている近くの美術館の企画展が見に行きたいものだったから、また散歩に行こうと思った。コンビニで今日発売のめっちゃ大好きリッキー・リー・ジョーンズのライブチケットをピピッと購入してカーディガンの小さなポケットに折り曲げて入れてまた自転車をこいで家に辿り着いた。あー、電気代とかNHKの受信料とか振り込もうと思ってたんだっけとまたコンビニ行くかって公共料金の用紙を持ってまた出掛けようと思ったらカーディガンのポケットに入れていたリッキー・リー・ジョーンズのライブチケットが消えていてあせった。あー、バカ、こんなちっちゃなポケットに無造作に詰め込むんじゃなかった、見つからないかもなあ、と自転車で辿った道を下を向いて泣きそうになりながら、歩いて辿っていった。20分ほど歩いていった歩道に無造作に置かれた紙切れを発見した。本当によかった。神様ありがとう。家に帰ってきて冷凍庫に作り置きしていたカレーを解凍してあたためてカレーライスを食べた。そんな一日。