海老のガーリックオイル焼きバケット付き


朝4時過ぎに起きたら、わりともう明るいので日が長くなったんだなあと、カーテンを開け、窓を開け、ベランダから感じる朝の空気はちょっと涼しくて気持ちいいなあと、芽を出してきた鉢植えに水をやる。早朝から新幹線に乗って仕事に向かう。朝早くから仕事にあたったおかげで今日は夜までかからずに開放された。そうだ、今日は海老たべたい!なんだか無償に海老たべたい!と思ったら古い味噌蔵を改装したというコーヒーハウスに足が向いていた。なんか、いい雰囲気のお店だ。

そしたら同じく海老たべたい!とバンさんがいらしゃってて、後からやっぱり海老食べたい!と荒井さんがやって来た。にこやかなお二人の表情に、あ、この感じ久しぶりって思う。なんだか、うれしい。去年の末に閉店した小さな喫茶店のことを書かれた文章の載った本を見せてもらう。最後の喫茶店を訪れたお客さんたちを写した写真展のことを「卒業写真」と表現してた。荒井さんってことで、荒井由美の歌にかかっているのかなって、卒業じゃなくて、夏休みぐらいがいいのにねとか、疲れちゃうからと荒井さん、はたして卒業なのか、夏休みなのか。さてさて、どんな海老料理をいただけるかなあと、ちょっと、香ばしく、殻まで気にせずにパリパリと豪快に食べられて、それでいてちょっとだけ洒落た感じでバケットと一緒に召し上がれって感じでしょうか。ちょっと腹八分目くらいなところがちょうどいい感じかな。浜田一平はんも、安藤明子はんもほんまいい歌声してはりますわー。新鮮穫れたてのメロディに素材を生かすさりげない味付けのリリック、そんなEBITABETAIだった。西の空にも新幹線で帰ってきた東の空にも明るい月が浮かんでいた。