小さな教会 と どうしておなかがすくのかな

朝起きて、ゲゲゲの女房を見る。最終回。あー、これ楽しみにここしばらく生きてきたのに、これから何を楽しみに生きていこうかと思った、というのはすみません、大げさです。
寄り道した 時折 という小さな教会。小さな四角の部屋は真っ白な壁でとてもいいなあと思ったよ。棚に置かれたヨーロッパの雑貨たち、いいなあと思ったティーカップを手に入れる。珈琲を入れて飲んだ。小さな教会の宣教師はふたり編成のjaajaで、やっぱりやさしいのっていいなって思って、みんな、もうそうなっているからそのままでいいとおもうよっていうのがこの日の教えというかおことばというかそんなやつ。ニャーシカ、カーシャにも会いたかったけれど、まだ電車で帰れそうだから家に帰った。やさしさに甘えすぎないように。なんちゃってね。



ずっと気になってたんだけどさ、やっぱり行きたいなあって思って、ベランダで洗濯物干してたらバカみたいにいい天気の青い空でさ、出かけようって電車に乗り込んだ。昼間からビール飲んでときどき暗くなる車窓に映る真っ赤な自分の顔を猿みたいだとまた思った。そして紅葉を前にして深い緑色した山とどこまでも青い空をぼーっと眺めたり、本を読んだりした。僕と同じ歳でサラリーマンのカツマタくんが自分たちの町に自分たちの好きな音楽を響かせようと企画した「どうしておなかがすくのかな」テニスコーツ曽我部恵一さんのライブ。予約してなかったけれど、出かける時にカツマタくんに連絡したら予約で入れてくれた。カツマタくんに会うのは何年ぶりだろう、照れくさいけれどうれしくて、久しぶりって握手する。テニスコーツは海外のバンドの来日ライブとか行くとゲストでライブに出てきたりしてて何度か見ているけれど、ちゃんとフルサイズでライブ見たのは初めてだった。すごく良かった。「にんげんっていいな」のカバーとか自由なさやさんがとても素敵だった。曽我部恵一さんもやっぱり素敵だ。キング オブ メロウ ロック 最後のstarsではギターの弦が二本も切れたのにちゃんと音楽だった。いつも全力だなって思う。いい企画、素敵なライブだったよ。すごく刺激もらったな。本当に来てよかった。

司会をしてたのはたぶんK'DLOKKの53235さんではないかと。K'DLOKKは最近知ったばかりだけれど、アルバムとてもよかった。何もかもしっかりきっちりとしようなんていうのは、ときに下心や邪心があるってことかもしれないなって、K'DLOKKの音楽を聴いているとハッとするよ。いつかライブも見てみたいな。
会場でテニスコーツの新しいCD「バイババビンバ」を手に入れたんだけれどこれはこの間、七針で流れていたやつだなあ。すごくいいですよこれ。mmmさん、ここでもフルート参加してます。
電車に揺られて聴いていたのは注文してて届いたばかりのsun kil moonとcowboy junkies、どちらもアメリカのベテランミュージシャンですが素晴らしかった。やっぱり好きだなと思った。
電車で読んでいたのは文庫で出たからようやく読んだリリー・フランキー東京タワー オカンとボクと、時々、オトン、ちょっと泣けた。
Admiral Fell Promises
Renmin Park
nagyon szeretrek mindenkinek