本気で遊びたい

目覚めて朝方に書いていた日記をまちがって消してしまいました。もう一度思い出して書いてみます。
Paul Simonのニューアルバムがとてもいい感じなので繰り返し聴いていました。ライナーノーツにはコステロの文章もあって興味深く読みました。美しいアルバムですね、なんて、Paul Simonに言ってみたなら、美しいからって、それが何なのって言われてしまいそうです。アルバムのタイトルがそういう意味です。そんなPaul Simonは70歳だそうです。まだまだ枯れてはないみたいです。いきいきしています。
仕事を切り上げて渋谷に足を運びました。平賀さち枝さんのアルバムリリースパーティーのライブを当日券で見に行ってみたのです。王舟さんのバンドセットは途中からしか見れませんでしたが、やっぱり曲がいいし、バンドの演奏が素晴らしくてかっこいいです。ミラーボールズははじめて見たけど、独自の世界観があって、それが楽しめました。平賀さち枝さんは歌もおしゃべりも境目がわからないくらいなマイペースな感じがいいなと思いました。広いライブハウスよりも、マイクも必要ない小さなところで聴きたいなあと思う歌ですが、地震のすぐあとにできたという歌の中ではそんな感じのことを歌っていました。帰り道に替え玉2回までタダというのに惹かれて、ラーメン屋に入って豚骨ラーメンを食べました。でも替え玉2回はさすがに無理で1回でお腹いっぱいでした。それから渋谷駅に向かって歩いていたら、淋しいのとか、イヤラしいことしか考えてないのがわかってしまうのか、女の人が擦り寄ってきて、お兄さん、かわいい子たくさんよ、遊んでいきましょうねえ、こっち行きましょねえって付きまとわれました。何して遊ぶのかしらと思いながら、知らない人といきなり遊ぶなんて僕にはできそうもないので、帰ります、さようならと早歩きになって立ち去りました。歩きながら、僕は本気で君と遊びたい。というどこかで聴いた歌のフレーズが頭に浮かんできていました。