ビフォア アフター

夜に残業していたら実家の母親から電話が来て、この間、空港から果物やお魚なんかを送っていて届いてすぐにさっそく食べているよっていう電話でした。それでどこ観光してきたのとか、出張だと言ってもいつもついでにあそこに行ってみたとかそんなことを話していたから仕事だなんて思われていないみたいで、今回はそんな余裕は今のところないよって言うと、お前のことだからひょこひょこと珍しいところを見に行ってるんだと思ったよって、だから仕事だよって答えたけれど、まあそういう機会はいつでも狙ってはいるんだけれどもさ。実家はただいま大改装中らしいです。改装にかかっていない部屋内を移動しながら暮らしているらしくて、キッチンとリビングは新しくなったとか、7月末には全部完成予定だとか言っていました。今の実家は僕が小さい頃過ごした場所じゃなくて、その頃は狭いアパート暮らしで僕が実家を離れただいぶあとに両親が住み始めたのだから思い入れなど特に何もなくてどう変わっていようと何も構うことなどないのだけれど今度帰るときにはビフォア アフター的な説明でも聞きながら新たな空間を楽しもうと思いました。それで相続できるようなお金は一切ないからということも言われたけれど、そんなことまったく考えたことなかったな。どうでもいいしって感じだったけれど、まあ帰ってくる家はいつでもあるから帰っておいでねって言うので帰る場所があるというのはうれしいことではあるなと思いました。霧雨のような雨降りでした。雲の間からは満月に近い月も見えました。この間買ったレコード、アメリカのロックバンドCreedence Clearwater Revivalのthe very best of C.C.R.というアルバムを聴いていました。「雨を見たかい」という歌がとても好きです。
Creedence Clearwater Revival - Have You Ever Seen the Rain?

そうだ、そうたくんありがとう。まめ。