遠雷 怨雷

朝早く起きるとなんだか風が強く雨が窓を打ち付けていたので出掛けようと思ってたのをやめてしまいました。また、ピーターバラカンやゴンチチのラヂオを聴いて過ごしました。そのあと前の日に手に入れたばかり埋火の「ジオラマ」とdOPPOの「遠雷」というアルバムを聴いたけれどどちらもすごくいいバンドです。dOPPOの歌詞カードにあった解説みたいなの読んでたら、もうライブやらないみたいなこと書いてあって残念ですが、一度出張ついでに名古屋でライブを見れたことがあったのはよかったなあと思いました。本も一冊すっかり読み終えてしまいました。平安寿子さんの「セ・シ・ボン」という四半世紀前に留学していたパリでの出来事を書いたエッセイ本。アン・タイラーって作家にはまった頃にアン・タイラーのようなっていうのが由来のペンネームの平安寿子さんの小説もおもしろおかしく結構読んだんだけれど、エッセイ本も知らないで読んだらそれらの小説と同じような感覚で連作の短編小説みたいな感じでやっぱりおもしろかったです。夜は予約していた大阪のシンガーソングライター杉瀬陽子さんのライブを見に出掛けました。小さいライブバーですぐ間近でその歌を堪能しました。披露されたいくつかの新曲もいい感じでしたが、偶然なのか新曲に「遠雷」という歌がありました。歌詞の中では小さい頃?のトラウマの出来事で「怨雷」としている部分もあるそうです。dOPPOの「遠雷」というアルバムのジャケットの切り絵はCDショップでdOPPOのアルバムと意識せずに手を取ったのですがなんだかいい感じだなあと思いました。
遠雷