スタンド バイ ミー

また朝早くに目覚めた休日、晴れているといいなと思ったら曇り空、でも携帯電話に勝手に毎朝届く天気予報だと曇りのち晴れだったからそれを信じて洗濯をしてベランダに干して朝のうちから出掛けました。前の日に行こうと思っていたけど天気悪いからやめてしまったけれど「工房からの風」というイベントに行ってみました。何を間違えたのか最初、曳舟駅に行ってしまったけれど、もう一度よく見たら鬼越駅が最寄りのようで似てるようで全然違う駅名でまったく何やってるんだかと思いました。会場に着く頃には天気予報通りで雲ひとつない青空になっていて、日差しが暑いくらいでまさに小春日和でした。「工房からの風」というのは全国から個人でもの作りをされている作家さんたちが集まって屋外で展示販売するというもので手づくり市のような感じです。出掛ける前に家で珈琲豆を挽いてコーヒーをいれて熱いまま水筒に入れて持って出掛けたけれど、あまりに天気が良いので熱いコーヒーよりも食べ物ブースで売っていた生ビールのほうに惹かれて昼間っから一杯やってしまいました。アトリエか猫さんの情報で知ったイベントでしたのでまずそのブースを探してみました。運動会の旗みたいに作品が緩やかな風に揺られて展示されていました。

いろいろと見て回ってあれもこれもって気持ちを抑えつつ、か猫さんの手ぬぐいと、活版印刷のメモ用紙を買ってそれだけでとどめようと思ったのですが、最初に前を通ったときにたくさん人だかりがあって通り過ぎたブースがすごく気になってまたその場所に行ってみたんだけれど何かすごく素敵なものだっだので感激しました。万華鏡工房みずあめやさん。



明るいうちに家に帰ってきて、結局水筒にいれて持っていったコーヒーを家で飲みました。洗濯物はすっかりと乾いていました。夜ご飯は適当な具沢山スープを作って食べました。それから、ずいぶん前に僕の名前と同じ登場人物が出てくる少女マンガというのがとてもいいと教えてもらったのをやっと最近手に入れたので一気に読みました。マンガのような華やかな青春時代など一切なかったいい歳したおじさんが涙ぐんでしまいました。僕と同じ名前の登場人物の他に登場人物の設定でハッとするものがありました。まさにハッと。ハトでした。なんだかすごくおかしな気分です。