その風景はいつしか唄になるよ

朝は目覚めが悪く宅急便が来た玄関のベルで目覚めました。早く起きたら出掛けようと思っていたのに気持ちが折れそうだったけれど、すぐに支度をしてやっぱり出掛けました。トンチさんのライブ情報で知ったのだけど、スチールパンの音が屋外でたくさん聴けるぞって行きたいと思った屋外のフリーライブイベントに足を運んだのです。トンチさんがスチールパンなどでサポートする児玉奈央さんのライブは途中からですがちゃんと見れてよかった、初めて聴く児玉奈央さんの歌声は開放的な屋外でなんとも気持ちのよい響きで届いてくるのでした。「私の青空」のカバーもよかったし、最後に歌った唄の「その風景はいつしか唄になるよ」というフレーズが印象に残りました。そんなわけで新しい唄に出会えたし、12月にトンチさんが出演するムリウイのライブの企画のお手伝いをすることになったので企画のことをお伝えする目的も果たせたので出掛けてみてよかったです。

僕はスチールパン、けっこう前から好きなのですが、何度もライブ見に行ったりしてたlittle tempoの演奏でその音を聴いていたんです。この日はlittle tempoでスチールパンを演奏するticoさん、田村玄一さんの二人とバッファロー・ドーターのメンバーでlittle tempoのライブにもゲスト参加している大野由美子さんを加えたスチールパンのトリオバンドSunshine Love Steel Orchestraが次に登場してその気持ちのよい音色を曇りから晴れに移り変わっていく空を仰いで満喫したのです。


ススキと夕暮れがなんだかいい感じの景色でした。


夜はお坊さんの書いた興味深い本を読みながら、昨日、通りがかった道で古レコード屋を見つけて立ち寄って100円で買ったインパクトの強いジャケットのレコードを聴きました。昨日演奏を聴いた二胡奏者の吉田悠樹さんがこのアルバムはすごくいいですよ、いい買い物ですねって言っていたのですが、僕もすごくいいなって思ったピアノのレコードでした。セロニアス・モンクのピアノ。
Solo Monk