ふところ

数日前の打ち合わせで金曜日の夜に打ち合わせしようと言われていたけど、僕は夕方から外に仕事に出掛けているし、夜に会社に戻ったりしませんよと宣言したら、電話するからと言われていたので、電話も出ませんよと言ったものの、電話にビクビクしていましたが、仕事を終えてから急いで大塚さんの弾き語りライブを見に行きました。最初からはダメで残念だったけれど、大塚さんの出番には間に合ってよかった。地下2階のバーで、携帯電話は圏外になった、よかった。もうビクビクなんてしない。弾き語りだからアコギかなと思ったけれどエレキででした。大塚さんは前の日に2曲も新曲を作ってきてそれを試し試しな感じで歌っていました。壊れた時計が突然鳴り出すように、黙っていた人が突然笑ってもいい という出だしのフレーズ、詩人だなあ。とてもいい歌、詩だと思いました。リラックスしたMCもおもしろかったし、いいなあと思いました。裕次郎マインド?ふところのでかい、ちょっとしたことでいちいち腹を立てたりしないような、特に男性はそういう男性になってほしいと思うね、そんなようなことを言っていて、僕はいちばん前の席にいたからチラチラと大塚さんと目が合ったりした気がしながらなので、自然と頷いていました。うん、でも、そういうふうにありたいですね。さよならしてひとりバーから出て騒がしい渋谷の街を歩いたけれどやっぱり苦手だなあと思ったけれど、お腹が空いてたからひとりでラーメン屋に行って、ニラを異常なほどたくさん入れてラーメンを食べてから、わざと岡本太郎の明日への神話が見れるルートを通って眺めてから電車に乗って家へ帰りました。
約束