宝くじを買わない

ついにつるつるの凍った道でこけてしまいました。4ヶ所はしごして打ち合わせしてきたけど、仕事は夕方には片が付き、昨日偶然に知った行きたいと思っていたコンサートを見に行くことができました。そのコンサートは昨日、中を見学した演武場で行われたテニスコーツ大友良英+高橋幾郎の演奏会でした。リハーサル通りに演奏したことはないみたいなことを話していたのですが、そのときの気分のままといった雰囲気が感じとれて、その存在も漂う音も歌も空気も緩やかで自由そのものでした。
話は変わって、朝、宝くじ売り場で販売員が販売は木曜日までって必死に呼び込みをしていたのだけど、僕は宝くじを買ったことはないなあ。そういえば、おとといにたまたま宝くじのことを二カ所で違う人と話の話題になったんですね。最初は意味なく億万長者になる確信を持って宝くじを買ってでもやっぱりはずれてるみたいな話をしていて、宝くじを買ったことのない僕は、かもめ食堂って映画見ましたかって話をして、あの映画でなんで女の人がひとりでフィンランドでお客がほとんど来ないような食堂を開くことができたのかって映画ではわからないけど原作の小説読んでみると、宝くじが当たったからなんだよって、宝くじ当たったら何しようかっていろんなところ旅をしようってそんな話になっていったんです。そのあとに別の場所で宝くじ買いましたかみたいな話になったけどお互い買ったことないみたいになって、僕はまた小説の話、つい最近読み終えたの、前に好きでいろいろ読んでいた佐藤正午って小説家がいて新しく文庫で出たばかりの「身の上話」という小説が宝くじで億万長者になってというものでそんなふうに話が進むとか思わなかったけど人殺しに巻き込まれたりするんだけど、まあ小説の話だからそれはそれでおもしろく読んだんだけど、高額当選者にはその人にしか渡されないその日から読む本っていう高額当選したことに対する心得みたいなこと書いてある本があるみたいだよとかそんな話をしたのです。まあ、僕は小説で宝くじのこと読んだだけで、買わないことには当たらないけど、捕らぬ狸の皮算用みたいなことというか、億万長者になったらどうしましょうね。