ドントウォーリービーハッピー

左京区七夕通東入ル」という本を読み終えた。登場する人達は大学生、若返りたいなんて思わないけれど、なんかうらやましくも感じた。登場してくる街の景色もいろいろと頭に浮かんでくる。ついこの間も歩いたっけとか。文庫本になったら読もうと思っていたのを、先日、古本を買ってしまったけど実はつい最近文庫本で発売されてたの知って失敗したなと思ったけれど、いいなあと思った本だからまあいい。
「高校生のときは、いろんなことがもっとシンプルだった気がする。」
「そうかなあ、けっこういろいろ考えてたんじゃない?もう忘れているけど。」
「ああ、確かに」
「今のほうがシンプルかもね。あんまり余計なこと考えなくなってきた。」
「弱くなって、強くなった。」
春風