ボス

昨日の夜はぐっすりホテルで眠ったので飛行機ではじっくりと集中して本を読んだ。飛行機が着陸するころについに1Q84の全てを読み終えた。ふたりはちゃんと巡り会った。そういう運命だった。そんなわけで機内誌の翼の王国の今月号を機内で読んでいなかったので持ち帰ってきて電車の中で麻田浩さんのエッセイを読んだ。ボスのことを書いていた。ボスはつまりブルース・スプリングスティーンのことだ。最近のブルース・スプリングスティーンを聴いていなかったがSXSW(僕もいつか行ってみたいテキサス州オースティンの音楽フェス)でボスの演説とライブを見て素晴らしくて見直したということだった。本当に音楽が好きでいろんな音楽を聴いて音楽に希望を抱いてる62歳の音楽バカに感激したと。それで買おうと思いつつ買わずにいたまだ聴いていないボスの新しいアルバムを無性に聴きたくなって帰り道にCDショップに立ち寄って手に入れてきて今聴いている。僕はといえば高校生ぐらいの時ブルース・スプリングスティーンが大好きだった。大学生の頃イギリスのバンドがカッコいいみたいな病気にかかって持っていたボスのCDはいろいろ売ってしまった。でもまたいくつか買い直したりしている。高校生ぐらいに聴いていた好きな音楽というのはなんだかんだと染み付いているのかもしれない。新しいアルバムでも力強く叫んだり、やさしく語ったりしていてとてもよかった。