雨音に耳を澄ませて

朝起きて雨降りの予報もまだ雨は降ってなかった。雨と小さな部屋を手に入れようと思ったけれど手に入らなかったのでまた今度楽しみにしていようと思う。家でじっとしていてやっぱりお腹はすくけど何も食べるものがないので朝ごはんは近くのコンビに行って食パンとハムとごぼうのサラダを買ってきてサンドイッチにして食べた。牛乳も買ってきたけれどつい黒ビールも買ってきてしまって牛乳を飲まずに朝から黒ビールを飲んでしまった。昨日手に入れた久保田さんのThe MONYのロックンローレというアルバムを聴いた。かっこいいギターロックでとてもワクワクする。本当、昨日迷ったけれどミズニワさんが薦めてくれて手に入れてよかった。「当たり前だと思ってた」ってすごくいい歌だ。夢なんていったら恥ずかしいことばかりしか思いつかないたいした夢のない僕だけれど耳にしたことのある気がした「夢があるなら」もこんなふうにグッとくる。
赤い糸がこんがらがっても あとはほどいていくだけじゃん 生きているならラッキーじゃん あとはなんでも できるじゃん
何でもできる気はとてもしないけれど何かはできる気がしてきたし。シンディー・ローパーのカバーがどんなかなと楽しみだったけれど邦題が「ハイスクールはダンステリア」という曲は英語のタイトルのままgirls just want to have funのままだけど日本語詩に訳されててそれもこんなふうにすごくよかった。
落ちこぼれたこともないような男 カタログに載ってるような夢 ツバ吐いてやるわ わたし仕事帰り星を見上げるの 望みはバカ高く 望みは馬鹿デカく 届かないくらいがちょうどいいのよ
昨日は朝から出掛けたので聴いている途中から録音に切り替えておいたピーター・バラカンのラヂオのカセットテープを聴いた。バーズのシングル集の特集でバーズの曲はほのぼのとしてしまう感じやどこかに飛んでいってしまうようなサイケデリックな雰囲気もどれもいいなあと思った。またCD欲しくなっちゃう病気になってしまう。ショーン・ペンの映画「きっとここが帰る場所」のサントラからも曲をかけていて映画を見に行きたくなったけれど出掛けるのが面倒でやめた。しばらく映画館に行ってないけれどこの映画とウッディ・アレンの映画は公開してるうちに映画館に見に行きたいな。おとといタイトル買いした「遠くの声に耳を澄ませて」という本の続きを読んだ。昨日だいぶ読み進んだので今日読み終えた。短編集だけれど登場人物たちが少しづつ繋がりを持っているような仕掛けがあるのとかそれぞれがちょっとしたきっかけみたいなものでのちょっとした気持ちの動きみたいなことが文章になっていてよい小説でこういう小説が好きなんだなと思った。それから眠ってしまっていて目を覚ますとて寝汗をかいていて窓の外を眺めると雨もそんな降っている感じじゃないなと思って窓を開けたらそのとたん雨が降り出して涼しい空気と共に窓の外から忍び込んできた雨音を聞きながら雨も好きとか思いながら、馬鹿げてるって思われそうなことばかりを思い浮かべていた。