夢うつつ

朝の出勤中に電車乗り換えるホームで電車を待つ列に並んでたら前に並んでる若い男の子がきょろきょろと廻りを見てて少し落ち着かない雰囲気だったらその目線と違う方向から若い女の子が近づいてきて男の子の背中をツンツンって指で突いた。そしてふたりで顔を合わせて柔らかな笑顔を見せあってまわりが気にならないくらいの声の大きさで話をし始めた。その小さな空気の伝搬みたいな雰囲気がなんかいいなあと思った。ひっそりと生きていたい。出先の仕事を終えて夕方、もう仕事しに戻らないぞとか思ったのでめずらしく人と待ち合わせて飲みに行った。安い居酒屋でいろんな話をした。家に帰ってきていつも通りにすぐ布団に潜る。最近手に入れた村八分のLive'72三田祭というライブアルバムを小さい音で聴く、村八分はロックバンドだけれど小さな音で枕元でその音が鳴っている感じは不思議と心地よくそんなこんなで眠りについた。