月への手紙

最近はかなり雪降ったり天気荒れてるようなことをニュースや天気予報で見てたから覚悟してたけれど、飛行機に乗って行った先は今日は天気がよくて寒さも弱まってたみたいでよかった。仕事を終えて帰りの飛行機は飛び立ってからすぐ記憶を無くした。着陸の振動すら気付かなかった。目が覚めたら乗客のほとんどはもう飛行機から降りてしまっていた。気怠くてそのまま眠り続けたかったけれどしょうがなく飛行機から降りた。昨日に郵便の不在票があって週末に再配達ではなくて早く受けとりたいなあと思ったから帰り道に荷物が保管されてる郵便局に行ってきた。郵便局は家から2駅以上とだいぶ離れてて、最寄りの駅まで行けばまだ終電に間に合って帰れると思ったけれど、満月だってことを思い出して歩いて帰ろうと思って空を見上げて歩いた。でも雲のフィルターがかかっていて微かに光りが感じられる場所に月がありそうなのは分かったけれど月の姿は見えなかったので残念に思った。その時はちょうど横方向だったけれど月のいる方向に道を曲がって歩き出したとたんに移動していく雲がちょうど途切れて満月が真っ正面に見えてなんだか気持ちが届いたみたいとか思ってそのままで満月を見上げたまま歩いた。また道を曲がらなくちゃで月を横にしなければいけないなあと思った交差点を曲がったとたん雲がまた月を覆ってしまった。なんだか不思議だなあと思った。
月に手紙を書いて送ろう素直な言葉で
はじけて消える雨の雫のような幸せを
こぼれ落ちないようにしながら
君に届けたい
なんていうだいぶ前に好きで聴いてたギターポップな感じの 月への手紙 という歌を思い出したりしながらの夜の散歩だった。
届いた荷物を開けてみながら3月末に行こうかどうかって思ってた旅行にやっぱり行くことにしよう、行きは飛行機で帰りは新幹線で寄り道してこようとか思った。