a little bit harder , a little bit deadly

タバコは嫌い、チョコレートミルクなら好き、いろんな欲望、望みすぎるとちょっと体に良くないかな?
cigarettes and chocolate milk
仕事を終えて開演ぎりぎりに会場に滑り込んだ。楽しみにしてて買っていたチケットはステージからずいぶん離れたホールの2階席の一番後ろから2列目だった。だけれどチケットの売れ行きはいまいちだったのか2階席は人がほとんどいなくて、これだけ座席空いてるのにずいぶん前に買ったチケットがこんな後ろにされちゃうのかとか思ってたら、係の人がやって来て、本日は1階席に移動していただきたいのですがと変更のチケットを渡されて1階に移動することになった。Rufus Wainwrightの来日公演だった。前回の来日は出張先でライブを見れて、そのときはピアノのアルバムを出した後でコンセプトを持った世界感を表現するために拍手も一切しないようにといった案内もされていたりした。昨年に出たアルバムは気持ちよく突き抜けたようなポップなバンドサウンドだったから今回の来日はバンドなのかなって思ってたけれど、ステージにはグランドピアノが中央に置かれてるだけだった。バンドで聞いてみたかったなあと思ったけれど、今回はくだけた感じでたくさんしゃべって演奏してという感じで、歌声が直接届いてくる感じはそれだけで強い存在感があってその中に引き込まれてしまうわけでこの歌声があればそれでいいのかもとか思わされてしまった。バンドは無い代わりにたぶんピアノよりバンドアレンジが合いそうな曲をギター弾き語りで演奏していた。英語でしゃべってることはほとんど意味分かんないけれど、お父さんのこととか妹のこととかも話に出てきてたと思う。Wainwright一家そろっての来日とかしたらいいのに。僕は特にお父さんであるLoudon WainwrightIIIの歌を生で聴いてみたいなあと思う。