ゲットバック

早起きして新幹線と特急を乗り継いで窓の景色、視界の広い感じや雪化粧の山並みをずっと眺めてた。また寒くなったのか、寒い場所に来たということか、吹き付ける風の冷たさに肩を搾めて歩く。出張の帰り道の乗り換えで途中下車して夜に実家に帰った。夕食を食べさせてもらった。一人分とは思えない盛り付けのおかずを残すまいと思って食べたけど、炒めものはさすがにきつくて残した、山盛りサラダは食べ切れる、実家に住んでた遠い昔だったらサラダのほうを残していただろうけど、そんなふうに時は過ぎていったということだ。最近のこと、うまく言えず言葉少なに報告して、たぶん安心したのだろうけど、残念がってくれてる感じもして、そのために資格だって取ったんだから、やりたかったらまた始められるんでしょと言われて、うん、そうだよと答えた。