草取りと蕎麦

二ヶ月前に田植えをしてきた田んぼは、たぶん、稲が田植えのときから4倍くらいには背を伸ばしてて緑の割合が増えていた。稲の間に草が根をはってしまって、草も草でそうして生きているのだけれど、稲を守るために草取りをした。田んぼの外で見てる分には分からないけれど、田んぼの中に入るとたくさん草があって、たくさん根から抜き取った。田んぼを管理してくれてる方が、稲もすっきりとしたと思ってるだろうねと言った。太陽は雲に隠れてて涼しかったので助かった。作業を終える頃には日差しが出てきて青空になっていった。お昼にはちゃんとその場所で育てたそば粉を挽いたものを使って打ちたての蕎麦をごちそうになってきた。ここで蕎麦を食べるのは二度目で久しぶりだったけれど蕎麦屋でもこんなにおいしいものはなかなかないだろうとまた感激した。そのまんまで食べる野菜もとてもおいしかった。これからどうなっていくだろうね、ただ、なんかおいしいもの食べれるっていいと思う。そういう単純なこと、そういうことに希望を持ってゆきたい。