大根と獅子舞

もう10月になってしまった。夏でも寒いとこあったりするからジャケットは持ち歩いたりしてたけれど、この日から一応ネクタイを締めてジャケットを着てみる。わんだ君を東京に呼び寄せていたらライブが決まっていたらしくて、なにやら出番も遅めで新しいエレキギターを買ってそれでライブするというので残業もそこそこに足を運んでみる。イタリア製でアコーディオンを作っていたメーカーが作ったという赤いボディのボタンがたくさん着いたギターで変な感じに見えるけれどいい感じのビジュアルだった。yojikとwandaエレキギターでのライブというのは初めてのような気がしたけど、前に秋山さんとやったときにエフェクトかけたちょびっとノイジーエレキギターでやっていたなとか思い出した。でも今回はあまりエフェクトかけたりしないでガットギターを完全にエレキギターに持ち替えた形だったけれど、なかなかいい感じだった。この日のトリはこまどりさんだった。大きな雄叫びで大根で銅鑼を鳴らして始まって気が小さいのでビクッとしてしまったりしたのだけど、獅子舞の舞から朝に録音したというジェットストリーム調の仕込みのナレーションを織り交ぜつつ、打ち込みの音をバックにサックスやらラップ調の歌やらごちゃ混ぜな感じで、これはトリじゃなきゃだめだよなと思ったけどただ勢い任せだけではない人のよさの滲み出たよいステージだった。