立ち向かう

土曜日の目覚めが最近なんだかよくない。ちゃんとピーターバラカンのラヂオの前に起きたけれどラヂオがかすかに聞こえる中でまた眠りの中に、アイルランドっぽい特集だったのかそんな音楽がかすかに記憶の片隅に、でもほとんど寝ていて起きるともうゴンチチのラヂオは終わっていた。天気がやたらよい感じで洗濯だなあと思って洗濯して干して、冷凍庫のごはんをチンして魚を焼いて食べた。仕事に出かけた。作業をしてひとつ仕上げたデータを誤って消してしまってがっくりする。それから一からまたやり直し、結局仕事に来た前の状態よりほとんど進んでないことになったけれど、まあしょうがないやとあきらめる。そんなこんなでもうちょっと早く切り上げて行こうと思っていた赤い疑惑とDIEGOの共同企画のライブに向かったけれど開演に間に合わなそうだなあと思ったけれど少しだけ押したので最初から演奏を見ることができた。なんだか生きにくい世の中に向かっていく感じだけれど、こんなふうに音楽が鳴っていたらいいねっていうような感じで立ち向かっていた。人がたくさんでゆるくもあり熱いライブで気持よくてビールをたくさん飲んでしまった。ビール5杯ちょうだいって歌を聴いたからか5杯飲んでしまった。久しぶりのエルさんが、いつものようにやさしく声を掛けてくれて、暖かくなるしまた企画してくださいねって言ってくれてなんだか嬉しかった。居心地のよい場所でついつい長居をしてしまい、終電だと思って駅に向かったらすでに最寄り駅までの電車はないことに気付くも、二番目に近い駅にはたどり着いて、30分くらい歩いて家に帰った。高い位置にもうすぐ満月の月が明るく光っていた。