芋虫がいなくなった

山の麓で犬と暮らしてる
いろんな作家さんの清志郎へのメッセージを込めた作品展示をしているシーモアグラスへと何年かぶりに足を運んだら、あれ、なんだかビルの入り口の雰囲気が変わっている。芋虫がいないのだ。あの芋虫がよかったのに、なんだか新しくキレイにデザインされたビルの門構えは味気なくてのっぺらぼうみたいだ。中華屋さんもなくなってた。なんだかそれが残念だったけれど、お店の人がとても久しぶりですねと前によく通ってたこと覚えててくれてて、このお店はそのままでよかった。この日は都合でカレーを出してなかったのでそれもちょと残念だったけどキッシュとチャイをいただいた。それから清志郎の展示に参加してるアキヤマさんの帽子と喫茶のお店に行った。これから定期的にLife is Waterの企画ライブをするらしいのだけれどその第1回目だった。まずはコックローチココ、ベースでの弾き語りっていうめずらしいスタイルだったけれど、低音をちゃんと効かせると音楽はちゃんと奥行きが出るんだなあといい感じだった。誰もいない写真の中に君がいる、その中に入りたいみたいな歌詞もよかった。そしてLife is Waterの浮遊するギターと歌はやっぱりとても好きだ。昼間からビールで気持ちよくなる。夜には桜が満開だったころに、桜と絵の展示を見に行った定食屋さんに行った。桜はすっかりと散っていて葉桜だった。昨年もとてもよい感じだったから楽しみだったのだけれど、おいしい定食を食べて渚十吾さんとOraNoaさんの歌を聴いた。生音が気持ちよくその空間に響き外からは行き来する電車の音が演出していた。夜はまた寒くて少し雨が降ってた。