旅立ちの春

夜に轟渚さんのライブを見に自転車に乗って家から割と近くの飲み屋さんに行った。飲み屋さんは移転するのでこの場所ではこの日が最後の営業だったのだけれど旅立ちをテーマにした選曲とのことだった。全編、シンセサイザーでの弾き語りだったけれど、鍵盤を叩く指先からいろんな音色が飛び出して、その音の合間に音のないためのリズムが聴こえてくるような感じがかっこいいなあと思った。轟さんの歌はやっぱり素敵で素晴らしかった。ライブのあとはお店に名残惜しい気持ちもあっていっぱいお酒を飲んでしまう。そして日にちが変わる頃に家に帰った。名残惜しいといってもまたすぐ、新しいお店になったら、今より家からも近くなるしまたきっと飲みに行くのだ。

轟さんは今、中国文学を勉強しているらしく予告通りに中国語のカバーを歌った。台湾のアーティストの曲で最初は陳綺貞(チアーチェン)のカバーをしようとしてたようなんだけれど数日前に気が変わって盧廣仲(クラウドルー)の曲をカバーで披露した。切ない響きの歌で中国語で意味の分からなかった歌詞のことも少し紹介してくれたのだけれど轟さんの雰囲気も切なく響きグッときた。
それでは、切なく響く盧廣仲の特集です。