一杯目は、この心の痛みに

朝起きてピーターバラカンのラヂオをつけるとゴンチチの番組はお休みで時間延長のぶっ通しケルト特集だった。うとうとしながらも最後まで聴く。しょっちゅう聴いてるわけではないけれどアイリッシュな感じが好きだと思う。洗濯物を干したけれど激しい雨が降ってきて結局部屋干しになってしまった。雨が弱まった夕方に出掛けた。パイレーツ・カヌーと中村まりさんとスーマーさんという日本にいながらもライマン公会堂にでも旅に来てしまったかのようななんとも魅力的な組み合わせのライブを見た。途中でこれは長丁場だとは気付いたのだけれど、終わるともう23時近くで、どれもこれも濃密で素晴らしいものばかりで、お腹いっぱい。パイレーツ・カヌーのONE FOR THE PAIN IN MY HEARTというニューアルバムもやっぱり素晴らしいのだけれど、On Being Unknownの途中で鳴るハーモニカや歪んだ感じのギターとか、Rainmakerの展開を聴いていると今までになくロックな感じとか思ってかっこいい。ライブは欅さん欠席でバイオリンがないのでアイリッシュな風味が恋しく感じるけれど、GULL FLYING NORTHという曲はパブで飲んで歌ってという感じのアイリッシュな雰囲気な歌だなあと思った。エリザベスさんがアメリカに旅立つので今月のライブが終わったら今年の演奏はもうないみたいだけれど、来年には来日ライブがあるとか、また見れたらいいなあと思う。
エリザベスさん作のパイレーツ・カヌーのバッヂ。

手に入れてきたスーマーさんのMinstrelというアルバムも夜中に聴いたけれどよい響きだったなあ。