一本のろうそくの火で

お休みにした。お昼にキッシュとか食べれるかなとか思って久しぶりの場所の小さなお菓子屋さんに行こうと思って調べたら休みみたいだったから残念、また次の機会だなあと思った。なにも予定を考えてもなかったしどうしようかなと思った。それで泊めてもらおうと思って荷物を置かせてもらいに友達の家に行った。お昼をいっしょに食べに行った。連れていってもらったところはどこの言葉かわからないようなお店の名前だったけど、トルコのお話しで出てくるとんちおじさんの名前でその絵本を読んだ。一本のろうそくの火のこと、とんちのおじさんというわりには最初のほうで簡単に引き下がってしまうのであれって思ったら、えらく手間のかかる準備をしてとんちを効かせる展開でちょっと感心した。お昼ごはんはトルコ料理なのかな?マトンの肉が入ったハーブで炊いたようなご飯で程よいスパイスが効いていておいしかった。夜まで時間があってひとりでふらふらと街を歩いた。レコード屋を見つけていろいろと見てみたら好きだったフランスのギターポップバンドのココスマのクリスマスの7インチシングルがあったから買った。前に行ったことのある雑貨屋さんの方に教えてもらって夕方に焼き鳥屋さんに行った。メニューは焼き鳥しかなくて串の名前でわからないものがあってとにかく注文してみた。とん とあったのは鳥皮で、とり玉 とあったのはつくねだったけどどれもおいしかった。瓶ビール一本で真っ赤になって酔っ払った。夜はジョンソンtsu、jaaja中川裕貴バンドを見に行った。不完全変態の夜と題されててなるほどな感じの変態具合でおもしろかった。寝る前にお風呂を借りたら、小さい子がお風呂入るって言い出して湯舟におもちゃをぶちあけたのでいっしょに入った。湯舟に入れてあげてしばらくすると、おもちゃをぶちあけてたときのテンションがぐっと下がって僕と遊ぶのはきっと思ったよりつまらなかったみたいでもう出ると言い出して落差のあっさり感がおもしろかった。そんなお休みの日だった。