森のおんがく会

チョコレートパフェというバンドが自ら気に入っているアーティストを呼んでバックバンドをつとめるという（まるでTHE BANDのラストワルツのようなと紹介していた）森の音楽会というライブを下北沢で見てきた。以前に一度ライブを見て気に入っていたmitsu musicaのかちむつみさんと僕の実家である長野市にあるネオンホールというライブハウスでCDも出さないでライブのみで活動を続けているというすごい奴がいるという評判を僕も以前から聞いていたのですがそのThe Endというシンガーソングライターが今回の出演でした。
The Endは本当にすごい存在感だった。僕もそのたたずまいとぶっきらぼうなかんじだけど確実に胸をえぐられるような言葉と振り絞るようなうたにすぐに圧倒されてしまった。まだまだ知らないところでとても大きな力を持った音楽が存在しているのだと、大げさじゃなく思うのでした。「僕にできることはただ君がいないことを平気だってふりをすること」とかそんな感じの歌詞が印象に残っている。僕は今度、この人のうたを聴くために実家に帰ってみようかなと本気で考えている。
かちむつみさんもあいかわらずいい雰囲気だった。ピアノを自由に操りあたたかな雰囲気のうたはとても心地よい。シチューを直接イメージさせたうたではないけれど、シチューのコマーシャルをイメージしたという「あたらしいくつ」はそう聞いて聴いているとなるほどそんな雰囲気でした。そういえば、絵本作家の荒井良二さんもライブでシチューのコマーシャルをねらって作った歌を歌っていたが、かちむつみさんがかつてやっていたmoo-chiesというバンドのCDジャケットのイラストは荒井良二さんによるものです。

Ooh-La-La

チョコレートパフェ