パリ日記 8月16日 曇り時々雨


朝7時半ごろに起きて、8時半ごろホテルから出かける。まず歩いてモンマルトルへ向かう。途中のスーパーマーケットでサンドウィッチと牛乳1リットルを買う。しばらく歩くと雨が降ってきた。しょうがないので傘を買って、傘をさして歩いていると、すぐ雨が上がる。傘もったいなかったじゃんって思うけど、まあいいやって思う。モンマルトルの丘を登って、サクレ・クール寺院へと向かう。
  
サクレ・クール寺院へ続く入り口の階段に腰掛けてサンドウィッチと牛乳を飲む。あれっ?酸っぱい。これ飲むヨーグルトだ。間違えちゃったよ。まあいいか。サクレ・クール寺院はわりと新しいイメージでとても美しかった。ステンドガラスが僕の好みでした。今まで見た教会とか寺院の中でステンドガラスが一番好きな場所になった気がする。残念ながら中の写真撮影は禁止だったんだけど、とてもゆっくりと全体を見て廻った。しばらく椅子に腰掛けているとミサが始まった。椅子に座りながらステンドガラスをスケッチしながら、ミサを聞いていた。ハープみたいな演奏と聖歌が響き渡っていた。手を合わせてお祈りをして、まわりの人たちとメルシーと言いながら握手をした。

モンマルトルって言ったら映画「アメリ」の舞台だ。アメリの働いてたお店Les 2 Moulinsに行ってひと休み。ベタですが、クレーム・ブリュレとカフェのセットGouter D'Amelieを表面のカラメルをスプーンでカチカチ割りながらいただく。

また歩いてオペラ地区の近くマドレーヌ寺院を目指す。途中にあった教会Ste-Triniteという場所を覗いてみる。とても古い雰囲気の教会だった。マドレーヌ寺院の外観はギリシャパルテノン神殿のような雰囲気だ。建物の中にはとても美しい像が並んでいる。ジャンヌ・ダルクの像なんかもあったような気がする。

それからまた歩いてシャンゼリゼ通りを通り過ぎて凱旋門へたどり着く。

それからまた歩いてエッフェル塔へたどり着く。かなり歩いて疲れてしまう。ベンチに座って残っていた飲むヨーグルトを飲み干した。塔に上ってみようと思ったけれどやっぱり凄い人がたくさんだったのでやめて地下鉄の駅に向かう。

地下鉄に乗ってOberkampfという駅で降りる。音楽で知り合ったフランスのメル友katyから教えてもらったインディーレコードショップGROUND ZERO に行った。ボーダーのTシャツを着てインディーポップ好きそうななかなかかっこいい店員さんにお勧めのフランスのバンドやシンガーソングライターを尋ねると、どんなのが好きなんだいって聞くから、フランスのシンガーソングライターだとHerman Dune かなって答えると、試聴してみなよって次々にCDを並べてくれてそれ次々に聴いてみる。うーん、どれもなかなかいい感じ。でも、お金の都合も考えて、その中から選んで3枚とHerman Duneのアルバムを2枚と別の試聴機に入っていたシンガーソングライターのアルバムを1枚買った。

その後また地下鉄に乗ってルーブル美術館 へ向かう。まだまだお昼のように明るかったが、夕方の6時で水曜日の今日は夜の10時くらいまでルーブル美術館がやっていて夕方6時以降だと入館料も安くなるのでその間に入館しようと思ったのだ。チケットを買って中に入ると窓から見える外ではとても激しい雨が降っていた。有名なミロのビーナス像、モナリザの微笑みの絵も見た。ルーブル美術館の中はとにかく広い。かなり早足で歩き回ったけれど、迷路のようでいったいどこを見ているのか、どこを見ていないのか分からなくなる。9時半を過ぎると展示室の扉が次々に閉じられていき、出口へとどんどん誘導される。10時ごろ美術館の外に出るとようやくあたりは暗くなり始めていて、激しい雨はすっかりやんでいた。街の明かりがとても綺麗に感じた。